クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

タルガタスマニアラリー 2016 その12

2016-05-02 21:01:45 | イベントレポート
↑↓両方ともタルガステージで走りました。



制限速度

タスマニア島を走って印象に残ったことの一つが、制限速度です。

片側一車線の道なのに、住宅地あるいは街中を除いて100km/hの速度制限看板が出てきます。

時に、センターラインが無くても100km/h制限だったりします。

当然道は曲がりくねっており、100km/h出せるのは直線が続く時だけ。
しかしその直線は多くありません。

タルガステージ(SS)はこういった道を走るのですが、ラリーカーでもアベレージ80km/hを維持するのは大変です。

キャンピングカーを引いたクルマも、一抱えもふた抱えもある丸太をうず高く積んだフルトレーラーも走っているのですが、
コーナーのはるか彼方からブレーキングを開始、コーナーに差し掛かる頃には安全速度まで落とし、
直線に出ればグイグイ加速、このメリハリが当たり前なので、前の車にイライラすることはありません。

100km/hを維持できる数少ない幹線道路は、ジャンクションはあるものの立体交差ではなく、
反対車線に出入りするには、クルマの流れの合間をぬって車線を跨ぎます!!

ほとんどのタスマニアロードはセンターラインを挟んで相対速度は200km/h!

でも道は決して広くありません、トレーラーどうしが対向するときは片輪をダートに落とします。

しかしどんな場面でもセンターラインを割って走ってくるクルマは皆無、当たり前といえば当たり前ですが、これも驚き。

相手がよけてくれるだろうの、どこかの国とはまるで違う緊張感を、対向するすべてのドライバーから感じました。

スピードは自分で管理するもの....

制限速度でスピードを管理しようとする考え方と大きな開きがあります。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿