クルマのサスペンションと長いお付き合い

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タルガタスマニアラリー 2016 その13

2016-05-16 20:14:53 | イベントレポート
「タルガタスマニアラリーの車載映像を見ましたよ~~~」

「ずいぶんゆっくり走っていますね~」

「クニさんも歳か~?と思いましたよ」

「ブレーキ踏まないで走っているでしょう~」

・・・・・・

確かにばかっ速くはありませんが、トップスピードが130km/h以下と決められているクラスにエントリーしたので、直線ではスピードが出過ぎないようにコントロールしています。

コースによってですが、75km/hから95km/hの間の指示速度が出ます。

レビンの場合コースの八割ほどを全速力で走らせて指示速度を少し上回ります、その後少しずつ時間調整をしながらゴールのチェックに入ります。

レビンには頃合いの指示速度です。

ラリードライバーの経験者であれば、75km/hの指示速度で山岳路を走らせるのがどんなものか想像できると思います。

オンタイムで走れていても、ゴールの手前にヘアピンコーナーが一つあれば、あっという間に遅れが生じます。
そういった場面での瞬発力が足りず、惜しい減点というのが二、三箇所ありました。



タスマニアロードはひとたび雨が降ると、ツルツルに滑りやすくなり、神経をすり減らします、ウエット宣言が出れば、一割ほど指示速度が下がります。

コドライバーはペースノートの読み上げに、オンタイムか否かの時間の管理が加わって、時計を見ている間にペースノートをロスト・・・というほど
大げさなことにはなりませんでしたが、時々読み上げのタイミングが・・・ベテランの彼(コドライバは草加浩平)をして大変そうでした。

四十数年前の加速しかしないクルマで、どうやってアベレージに乗せるか。

Sタイヤを履き、ブレーキパッドも実績のあるものを装備、あとは走りの組み立て方。

効果の程はわかりませんが、ペースノートを生かしてコーナリングスピードを優先する走りにトライしてみました。

その結果がラリー5日目のタイヤローテーション。
フロントタイヤがスリップサインまで残量2mmとなり、前後入れ替え。

タイヤを減らしただけかもしれませんが、過去三回のタスマニアラリー完走後のタイヤはいずも五分山以上残っていたので、その違いだけは言えると思います。

ペースノート走法・・・コレはハマります。







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