クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ダイハツコペン

2014-06-26 21:00:00 | 試乗レポート
一速でスタートして、二速にシフトアップするまでにおーっと声が出た。
1000rpmあたりでクラッチミートできたこと、そこからのエンジンの応答もつながりもよし、
そしてハイギヤード、一速でかなり先まで進むことができるから、赤信号からの発進で乗用車の流れに置いていかれることは無い。
しかもこれまでの軽のようにエンジンをぶん回すイメージでは無く、低回転で静かにスピードを乗せられる、
全開にしなくても加速感はついてくるから乗用車感覚に近い。

2000rpmも回っていれば、3速でコーナーを立ち上がることができる。
ターボの効きを待つまでもなく、アクセルに触った最初の応答からNA領域のエンジントルクを感じられ、
緻密なブーストコントロールにつながる。

ドライバーにアクセルコントロールの負荷をかけない、かつ遅れは最小限で、アクセルを開けた分の加速を約束しているから扱いやすい!

それでいて低回転力持ち、スピードコントロールが簡単、
トルク特性は何処かの回転数でどかっと山が高くなっているのではなく、裾野だけを残してそこにあった山を取っ払ってしまったような原っぱ状態。
穏やかなトルク特性でいて850kgの車体重量を軽々加速する、右足についてくるエンジンの仕込みがよりそう思わせる。

ターボエンジンでこの仕上げのものはこれまでに無い(和物)ような気がする。
使い勝手の良さはピカイチ、エンジンを仕立てた人の技術とセンスに拍手を!
コペンドライバーの笑顔が・・・・見れそうだ。



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