クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ルノールーテシア その2

2013-12-02 21:27:06 | 試乗レポート
秋晴れの元、久々の箱根のドライブを楽しんだ。
長尾峠の上りでは、もさもさと走る乗用車の後ろについて登った。
芦ノ湖スカイラインに足を踏み入れるも、すぐに前の車に追いつく。
観光道路だし、富士山もかっこいい姿を見せているから、
記念撮影の人達で駐車場も車が多い。
G-BOWLアプリをセットして走らせてみた。
長い上りの傾斜分が加速Gを底上げしているので、グラフで見るほど加速Gは強くはないが、
綺麗に一定Gで走らせているのが見て取れる。
えへんっ、と言いたいところだが、実は細かくアクセルコントロールをやっているわけではない。
1.6Lターボのトルク特性がこうなっているのだ。
低回転からブーストが立ち上がった後、加給圧がコントロールされてフラットトルクを維持しているのが、
そのままG-BOWLアプリで見られるという訳だ。
どっかんターボと言われる、野放しのターボラグとモリモリ気まぐれトルクで、
『扱いずらさもターボのうち』のそれとは大きく違う。
絶対トルクがさほど大きくないのもあるが、ドライバーを脅さない加速をしてくれる、
NAエンジンのフラットトルクと同じようなものだ。
車両重量が1.3tだから、軽快さがあるとは言えないが、
上り坂でぐんぐん加速するのは、このしつけの良いターボエンジンのおかげだ。


*青が減速G、赤が加速Gです。



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2 コメント

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高速での何か、が気になっています。 (お邪魔します)
2013-12-04 12:51:26
こんにちは。
(その2のコメント欄に書かせていただきます。)

カングーといい、ルノーには良いクルマが多い様ですね。
先代ルーテシアRSに試乗したことがありますが、試乗後しばらくしてから、他車試乗時に感じる緊張感が無かったことを思いだし、凄いクルマだったんだなぁと思った経験があります。

>コーナリングの組み立てに際して、何か忘れているような気がするほどアッサリコーナーに入って行って、
>ロール姿勢から直線に向かって立ち上がりまでつながりも良い。

くにまささんのこの記述を読んで、そのうち出てくるというシビックRはどんなことになるのかと、想像しました。
某所でのメガーヌ越えを公言している様ですが、“タイムが出せる=普段使いでも素直で扱いやすい”となるのか否か、とても気になっています。
書き込み有り難うございます (くにまさ )
2013-12-05 16:30:01
高速での何か?
はは~気になりますね、気にしてください。
皆さんが試乗されて気がつくかどうか、チョット試してみたいと思う、いたずら心もあります。(決して私だけがわかるなんて言ってる訳ではありませんよ)
まあ、気が付かれても凄い!なんて褒めたりしませんが。
気楽に走らせた時の方が分かり易いかもしれません、
というのがヒントです。

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