クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ささいな事

2011-06-07 18:46:59 | なんでもレポート

車に乗せてもらった時に気になることがある。
車両をバックさせた後の発進、又は停止してバックする時。
車輪が完全に停止していないのに、シフトを入れ替えて
発進またはバックさせることです。

ATにしろMTにしろ、ミッションの中身は車が動いているときに
逆方向のギヤに入れても良い構造にはなっていない。
無論、こういった誤作動に対して壊れない工夫がなされているから気が付かないが
ATならこの瞬間、実はフューエルセーフが働いている。
MTで言えば、昔のリバースギヤはクラッチを切って回転が落ちなければ
“ギャッ”と音が出た。車が動いていても同じだ。
しかし今は、その音が出ない。
理由は“ギャッ”がウルサイと誰かが言ったかどうか知らないが、
リバースギヤにもシンクロが付いているからだ。
とは言え、回転方向がそれぞれに決まっているのだから、
逆転させて良いわけが無い。ATもしかり。

この落ち着きの無いシフト操作の理由は何か。
性格がセッカチ、と言うのもあるだろう。
私の予測だが、ブレーキで完全停止させると、ガクンとサスペンションが戻る時の
ショックが出るのを嫌って、車が動いているのにブレーキペダルから足を離して
ギヤで反対方向に動かしてしまう。

早く言えば、ブレーキ操作がウマクできない人、
またはブレーキ操作のレパートリーの少ない人が逆ギヤをやるのでは?と思っている。

また、こういう人に限ってATのシフトレバーのワシづかみ派が多い。
こんな時は、次にこの人は何をやらかすだろうと、
興味を持って見ることにしている。

心当たりの人、いませんか?