クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

扱いにくいATとは

2010-07-09 13:09:27 | なんでもレポート
飛び出すATと書くと“元気が良い”ととられそうだが、コントロールした発進ができない、という意味だ。
そして一旦スピードを上げたあと、流れに乗って走らせた時のスピードコントロールも非常にやりづらいというのもある。
高速道路の流れの中にいても、速度が安定していて、良いペースを持続している車がめったにいない事も上げられる。
ノロノロと走っているから追い越して前に出ると。
今度はすごい勢いで追い抜いていく。
で、再度ペースが落ちて追い抜くハメに・・・・。
高速道路での速度の振れ巾は±20km/hといったところだろうか、おそらく本人の意志ではなく、ATが主原因であろう。
アクセル操作で思うように、加速も減速もできないATなら充分にありうる話だ。
一応全ての和物ATがダメな訳ではないので断って置きたいが、次の項目の一つでも混入していれば、扱いづらいATの仲間入りだ。
・ズルズルのトルクコンバーター
・低速トルクがスカスカのエンジン
・実用とは無縁のシフトプログラム
・アクセルフィールのなっていないエンジン制御
先日の取材でお会いした人も“ATが嫌いで”と言われていた、しかし年も取り、仕方なく昨年の暮れにインプレッサの“AT車を”購入、御年80才にして初のAT車だ。
嫌う理由は人それぞれかもしれないが、それにしても80才になるまで、嫌われてしまうATとは・・・・・正直な人だ!