クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

検証 バランススロットル 35

2010-04-30 22:30:13 | バランススロットル
とある取材に出掛けた時・・・。
長距離×男3人だからと、事前にアイマスクとラリーで使用するインターコムを、準備して出発した。
目的は、眠くなる復路での暇つぶしだ。
私が運転をして、助手席の編集者にスピードメーターを見ないで車の走行スピードを
言い当ててもらうというもの。

まずは視覚情報ありで、現状把握をしておく。
次にアイマスクで視覚をさえぎり、更に耳もふさぐ。
次々と情報源を減らした時に、速度の判断がどれ程出来るのかを試した訳だ。
およそトンチンカンな事になるのか、それとも以外や以外となるのか。
興味のあるところだ。

車を走らせている時のドライバーは「速さ」を一体どうやって捕らえているのか?を、
知るための一つの方法としてやってみた訳だが、人間の五感は想像以上に
良く出来ている・・・というのがこの時の感想だ。
編集者曰く「目をふさげば、耳と振動に集中せざるを得なくなるが、それはそれで、
結構ワカルし、神経もそちらに切り替わる。
耳情報を減らしても、体で感じる振動でかなり判断できる。」と。・・・確かに。
長距離の折、皆さんも試されると良いと思います。

やり方は、10㎞/h単位で、中途半端な速度は無し。
まず、何回か学習してもらい、音と振動を覚えてからスタート。
ゆっくりと速度の上げ下げを行い、速度が落ち着いたところで聞こう。
「今、何㎞/h・・・?」