MFI誌NO.42ドライビングテクノロジー号の中の、4つのライン取りについて、少し説明を加えてみようと思う。
描かれている4パターンの、それぞれの旋回部分の半径を比べてみると、#1と#2がほぼ同じで、#3は最小R、#4はこのコーナーの中を回るにもっとも大きな旋回Rを描いていることがわかる。
旋回Rの大きさと旋回スピードは比例関係にあるから、コーナリングスピードでみると、#3がもっともスピードを落として回り、#4がもっともスピードが高い、#1と#2はその中間スピードになる、4つのラインを走り分けるとすれば、旋回Rに応じた速度にコントロールしなくてはいけない。
次に減速円と加速円の考え方について。
先に旋回Rの大きさの話をしたが、実際に走らせてみると、一定速度で旋回を続けるいわゆるコーナリングと呼ばれる真横にGが働く時間は、#4を除いて、非常に短い時間しかない。
もっとも速度の落ちるポイントを通過するほんの一瞬だけが、加速も減速もせず、横Gが真横に出る時だ、このもっとも速度の落ちるポイントまでの前半部分のライン取りは、減速円と呼ばれる。
減速を続けながら舵を切り増していって、円を連続して小さくしていく。
車両姿勢(ヨーコントロール)と、ラインコントロールを行なう操作だ。
まず減速のタテGがスタート、ハンドルを除々に切り込むことで、横Gが立ち上がり、車が内向きに回りこみながら更に横Gが増えて行くのに合わせて、ブレーキングのタテGを減らしていく(タテヨコのGの合計は同じ値)そして横Gが最大になり、速度のもっとも落ちたところで進入の減速円が終る、次にアクセルオンでタテGを増やし、入れ替えに横Gを減らしていく(円を大きくしていき、直線に戻る)これが加速円のライン取り、#1#2#3がほぼ同じパターンで、減速円(進入)と加速円(立ち上がり)をくっつけたものと考える事ができる。
この走りをすれば、ブレーキペダルかアクセルペダルのどちらかに、必ず足が乗っていて操作をしている(踏み替えの時間は別にして)とも言える。
誌面のイラスト上のグリーンのマークのある線が、減速円から加速円に切り替わるポイントだから、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替えるポイントになる・・・・つづく。
描かれている4パターンの、それぞれの旋回部分の半径を比べてみると、#1と#2がほぼ同じで、#3は最小R、#4はこのコーナーの中を回るにもっとも大きな旋回Rを描いていることがわかる。
旋回Rの大きさと旋回スピードは比例関係にあるから、コーナリングスピードでみると、#3がもっともスピードを落として回り、#4がもっともスピードが高い、#1と#2はその中間スピードになる、4つのラインを走り分けるとすれば、旋回Rに応じた速度にコントロールしなくてはいけない。
次に減速円と加速円の考え方について。
先に旋回Rの大きさの話をしたが、実際に走らせてみると、一定速度で旋回を続けるいわゆるコーナリングと呼ばれる真横にGが働く時間は、#4を除いて、非常に短い時間しかない。
もっとも速度の落ちるポイントを通過するほんの一瞬だけが、加速も減速もせず、横Gが真横に出る時だ、このもっとも速度の落ちるポイントまでの前半部分のライン取りは、減速円と呼ばれる。
減速を続けながら舵を切り増していって、円を連続して小さくしていく。
車両姿勢(ヨーコントロール)と、ラインコントロールを行なう操作だ。
まず減速のタテGがスタート、ハンドルを除々に切り込むことで、横Gが立ち上がり、車が内向きに回りこみながら更に横Gが増えて行くのに合わせて、ブレーキングのタテGを減らしていく(タテヨコのGの合計は同じ値)そして横Gが最大になり、速度のもっとも落ちたところで進入の減速円が終る、次にアクセルオンでタテGを増やし、入れ替えに横Gを減らしていく(円を大きくしていき、直線に戻る)これが加速円のライン取り、#1#2#3がほぼ同じパターンで、減速円(進入)と加速円(立ち上がり)をくっつけたものと考える事ができる。
この走りをすれば、ブレーキペダルかアクセルペダルのどちらかに、必ず足が乗っていて操作をしている(踏み替えの時間は別にして)とも言える。
誌面のイラスト上のグリーンのマークのある線が、減速円から加速円に切り替わるポイントだから、ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替えるポイントになる・・・・つづく。