シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

おだやかな日常

2013年01月26日 | 映画
「おだやかな日常」の上映が終わってしまうので上映館である九条の「シネヌーボ」に行く。
映画は東京で子供に対する福島の放射能の影響におびえる二人の女性を描いた内容。
メッセージ性もあったが、母性本能を描いた作品とも見てとれる。
上映スクリーンは2階にある「シネヌーボⅩ」で、35席ほどの小さな劇場である。
階下の「シネヌーボ」では時々見たことがあるのだが、2階のヌーボⅩは始めてだった。
一人がやっと通れる階段を上がって行っていくとドア一枚の入口がある。
シネヌーボは一昔前か二昔前にタイムスリップしたような映画館で、つまでも続けて欲しいと思う。
来週は学生時代に就職でお世話になった先生との飲み会があるので、その折にもう1本ぐらい見る時間がありそうで、今月の映画館での鑑賞本数は4本となりそうだ。
若いころは年間200本近く見ていた年もあったが、あの頃は2本立て、3本立ての名画座やら特集上映会が結構あったと思う。
そんな映画館はもう出てこないのだろうか。
大毎地下やATGの北野シネマ、京都の京一会館など…
なつかしいなあ~。
歳とったなあ~。

(映画の詳細はこちらでフィルムセンター)

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2 コメント

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シネヌーヴォーは、、 (セント)
2013-01-26 17:31:24
館長さま、こんにちは。
昨夜はネットの世界で知り合った4人で長らく映画だけを集中し談義しました。
2時間半があっという間で、とても充実した蜜の時間でした。
こういうことをたまにしでかしてますが、相手は若いお嬢さんから壮年の方まで(勿論私が一番年行きですが)こういう機会が作れるのも映画という一つのキーだけですので、やはり現代の実情も捨てたものではありません。

シネヌーヴォーの二階は私も行ったことがあります。その時は一人だけで、何か勿体無いようで不思議な気持でした。
それでは、また。
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いいですねえ (館長)
2013-01-26 18:04:19
「映画は語らうために見る」という言葉をどこかで目にしたことがあります。
うれしいですね、そんな出来ごとの話をきくだけでも。

シネヌーヴォーXのスクリーンは小さくて、どこかの試写室みたいでした。
かつては映画館に併設していた試写室で見せてもらったこともあります。
たしか・・・スカラ座か北野劇場にあったと思うのですが(随分と前の話で、人間の記憶なんてあやしいものです)。
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