保証金/敷金トラブル/原状回復/法定更新/立退料/修繕費/適正地代/借地権/譲渡承諾料/建替承諾料/更新料/保証人
自主的に組織された借地借家人のための組合です。
居住と営業する権利を守ろう。
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葛飾借地借家人組合に入会し5年になるAさんは更新料請求裁判や建物修繕問題等々諸々組合と相談の上解決してきた。ここにきて宅建業者がAさん宅を来訪し、「この土地を買い取ったので明渡すか、買い取るかどちらかにしろ」と主張。地上げ業者がよく言う台詞である。Aさんは80歳も間近で、業者への反論もままならず、苦しい日々を送っていた。
組合は本人の事情を考慮して、交渉対応は組合で行うことにした。業者から連絡が組合にあり、対応する。組合は底地を買い取る意思がない旨を明確に主張した。業者は買取を求めながら金額を示すことなく、ただ、損する話ではない旨主張するのみだった。約1時間10分ねばられたが、二言はないとお帰り頂いた。
なお、業者は買受けたと言いながら、いまだに土地の所有権移転登記はしていないことを認めた。この譲渡強要は宅建業法・弁護士法にも反する行為である旨も強く主張しておいた。
第2回目の業者の対応は、組合事務所に来所するなり組合で取り持ってもらえないかと今までの行為を土下座して謝ったが、答は一つ二言はないと拒否した。
今後、あきらめることなく譲渡強要を続けるのであれば、宅建業者を管轄する官庁に通報ししかるべき措置を行ってもらう旨を通告し、20分で帰って頂いた。
組合では借地人の居住の権利を守るため頑張る所存である。この件は現在進行形である。
東京借地借家人新聞より
東京・台東借地借家人組合
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