東京・台東借地借家人組合1

土地・建物を借りている賃借人の居住と営業の権利を守るために、自主的に組織された借地借家人のための組合です。

保証金/敷金トラブル/原状回復/法定更新/立退料/修繕費/適正地代/借地権/譲渡承諾料/建替承諾料/更新料/保証人

土地・建物を借りている賃借人の居住と営業の権利を自ら守るために、
自主的に組織された借地借家人のための組合です。

東京・台東借地借家人組合

借地借家人組合に加入して、
居住と営業する権利を守ろう。

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季節が変わっても借地借家人いじめは絶えず (京都)

2012年08月21日 | 建物明渡(借家)・立退料

 梅雨明けと同時に猛暑が襲ってきました。誰もがうんざりする中でも、連日のように、切なく厳しい相談が組合に寄せられています。以下はその一例です。

 <物件が古くなった。取り壊すから明渡せ!
 100年くらい前から借りている建物に住んでいるAさん宅に、ある日突然大阪の弁護士から内容証明郵便が届きました。「本件建物は、天地くされてから数10年ないし100年以上が経過したため老朽化が進んでおり・・・・(家主としては)・・・・本件建物を取り壊したく・・・・本書面をもって、貴殿との本件賃貸借契約を解約させていただきます。以下略」という一方的なものでした。

 Aさんは、「平生は何もいってこず、当方の修理要求にも応じず、見にも来ないのに、突然の明渡請求を受けるわけにはいかない」と組合にも加入して、「とことん争う」と意気軒昂です。

 

全国借地借家人新聞より

 

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地上げ屋との攻防に7年 (東京・大田区)

2012年08月21日 | 地上げ・借地権(底地)売買

 大田区新蒲田地域に居住して約43坪借地しているAさんは、平成17年4月に地主から土地を買上げた都心の不動産業者(地上げ屋)との底地の買取りか、借地権の売却を強要との攻防戦が始まる。業者のいずれの要望も受け入れず借地契約の継続を強調するAさんに対し、業者は代理人を送り込んだ。荒々しく乱暴な言葉で買取か売却か強引に迫るが、Aさんは動じずこれまで通り、契約の継続を伝えて対抗する。

 周りの借地人にはすでに底地を売却し、東南の角に位置するAさんの借地にこだわる業者は追い出しの策動に3年の歳月を掛けた。しかし、平成20年10月には大阪の建設業に関わる会社に売却した。

 新地主は、前地主の承諾の下に借地の一部の駐車場使用は違反として、契約解徐を求めて平成21年に提訴した。同23年6月には原告地主の請求は棄却。また、双方がそれぞれ反訴した地代の増・減額も棄却されて現行地代なった。

 地主は、裁判で法定更新されて今日に至っていることが確認されたのにも関わらず、法定更新を認めず坪当り10万円の更新料を請求してきた。Aさんは直ちに支払拒否を通告。地主は更新料を求めて提訴したので再び裁判になった。

 大阪地裁に提訴されたが時間と経費を考慮して、前回同様に東京地裁への移行要望して実現させた。受領拒否による地代の供託は持参払が原則なので、大阪の法務局宛に供託用紙を郵送して地代を送金している。

 

東京借地借家人新聞より

 

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