東京・台東借地借家人組合1

土地・建物を借りている賃借人の居住と営業の権利を守るために、自主的に組織された借地借家人のための組合です。

保証金/敷金トラブル/原状回復/法定更新/立退料/修繕費/適正地代/借地権/譲渡承諾料/建替承諾料/更新料/保証人

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自主的に組織された借地借家人のための組合です。

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立退料として家賃の80か月分で合意 (東京・豊島区)

2008年04月26日 | 建物明渡(借家)・立退料

       建物を買取った不動産業者から立退請求

 東京の豊島区でクリーニングを営業していたNさんは10数年前に建物の老朽化を理由に家主から明渡しを請求され、家賃の受領を拒否されたので供託していました。

 その後、道路拡幅の問題がおこり、話し合った結果、建物をセットバックし新しく20メートルとなる道路沿いに新築の家に引越することで双方の合意ができました。引越した直後にNさんは突然死し、高齢の母親だけで居住することになりました。

 数年は何もなかったのが、昨年の10月、突然建物を買取った不動産業者から、6月以降の家賃未納で契約を解除するという内容証明書が送られてきました。身に覚えのない中身で、あわてて組合に相談にきました。

 組合では、早速、反論の内容証明書を送付し、併せて家主が、家賃の受領を拒否したので供託し、対抗することにしました。

 その後、代理人と証する不動産会社と交渉し、高齢の母親を娘の家に引き取ることにし、そのための増築費用として立退き補償金をおおよそ家賃の80ヶ月分を支払うことで合意しました。

 

 

全国借地借家人新聞より

 

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