木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

森進一の歌と人生

2021年06月02日 | Weblog

私は6月生まれだ。
ふたご座生まれの著名人として作家の太宰治がいる。1909年(明治42年)6月19日生まれ。
太宰が昭和23年6月15日に玉川上水で心中したのは知っていたけど生まれ月も6月というのは知らなかった。
太宰作品はいくつか読んでいます。どころか高校時代文学班に入っていて文化祭に太宰作品を取り上げ論じたりしていました。
太宰は今でも人気の作家です。特に「人間失格」は中高生が読むと大いに共感する作品だと思います。
もう一人6月生まれの有名人に歌手の沢田研二がいます。彼は私と同年の昭和23年生まれ。特にファンだったわけではありませんが嫌いではありません。彼は京都の鴨沂高校出身で。私は京都の大学に進学し、そのころ近所に鴨沂高校があったのでそんなところでも親近感を覚えています。

父親代わりに家族を支えた森進一の人生
NHKに「ファミリーヒストリー」という番組があります。森進一の人生の軌跡を追っていました。
父が家を出て別の家庭を持ったために彼は身体の弱い母と弟妹を支えるために中学を卒業して集団就職します。
私よりちょっと年上ですが、やはり皆高校に進学していった時代ですからきっと進学したかったでしょう。
歌手になって成功したわけですが、たとえ歌手にならなかったとしても何か事業などで成功し母と弟妹に人並みの生活をさせたと思います。
父も戦後行商などして苦労し、行商先で別の女性と仲良くなってしまったよう。写真で見るとなかなかダンディーな感じに見えましたから女性にもてたのでしょう。家族を捨てたのはよくありませんが。
森進一の歌は独特です。彼の人生が歌わせた歌ですね。
森昌子さんとは別れてしまいましたが、息子たちは今や成人して父を理解しているようです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする