木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

日本をアメリカに売った人、アメリカ人になればいい

2009年02月25日 | Weblog

クリントン米国務長官が最初の訪問国として日本を選んだとはしゃぐマスコミ。
オバマ大統領の最初の首脳会談の相手が日本の麻生(アホウ)総理だったと更に舞い上がるマスコミ。
これはテレビマスコミだが、新聞もまたG7での中川財務大臣のご乱行を見て見ぬふりをしていた、どころが一緒にアルコール依存症の大臣と酒を飲んでいた。
これほど堕落し、政権と癒着した新聞社やテレビ局はいらないと言いたいところだが、アナログ人間の私は「新聞なんか読まないし、いらない」とは言えない。
インターネットでの情報も見るが、やはり紙に起こした縦書きの活字を読んで確認したい。
毎朝宅配で届けてくれるシステムもありがたい。
大新聞の記者達は記者クラブに集い、その他の取材人達を排除してエリート意識に浸り、同業他社を抜くか、抜かれるかだけを気にして、権力の監視、真実を伝えるという使命を忘れている。
大新聞もテレビ局もここへ来て大変な経営危機に見舞われているという。業界再編は避けられないだろうとも言う。
民放のテレビ局は減っても仕方ないかとは思うが。
番記者とかいって、政治権力の中枢と仲良くなることで、何か自分が偉くなったような気分になる愚かな記者達。
学者とか評論家と言われる人達の中にもアメリカへ行って、アメリカの支配層に頭をなでられてすっかり有頂天になり、「日本のアメリカ売り」に熱心になる人達がいる。
竹中平蔵氏はその典型だと思うが、いっそアメリカ人になってアメリカで活躍すればいい。これだけ日本のアメリカ売りに貢献した人をもう用が済んだからと言って捨てるのはあんまりではありませんか、アメリカさん。
そして竹中さん、二度と日本へ戻って来ないでほしい。
ついでに小泉元総理もアメリカ人になったら?プレスリーがお好きなようだし。ハリウッド映画も好きでしょ。オペラもミュージカルも本場のものが見れます。

総務大臣の権限恐るべし。
「かんぽの宿」オリックス不動産への一括売却に危ういところで待ったがかかった。
この不透明な売却の流れを地道に調査・追及していたのは社民党の保坂議員だったが、彼が正攻法で国会で追及しても、弱小政党の悲しさでそのまま押し切られてしまっただろう。
それが鳩山総務大臣がこの売却を許可しないとなったら、にわかに問題が大きく明らかになった。
鳩山氏が法務大臣の際には「死刑執行書」に次々サインをして、「死神大臣」と言われ、不気味な人と思ったが、今回の件では一転「救いの神」になった。
鳩山さんの真意はわかりませんが、次のリーダーに苦慮している自民党、「正義の味方・鳩山邦夫」を押し立ててれば、自民党の劣勢挽回できるかもしれない。
これは即ち「郵政民営化の見直し」・「小泉構造改革否定」に舵を切ることですが。
これで選挙をすれば大負けはしないと思います。自民党に勝ってほしいわけではありませんが、今の民主党ではそれほど政権交代の意味はないと思いますし。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳩山総務大臣、悪役から正義の味方へ

2009年02月17日 | Weblog

「かんぽの宿」問題。
悪役専門の鳩山邦夫総務大臣が「正義の味方」役に代って、オリックス不動産への一括売却に待ったをかけたので、これは内輪もめかなとも思うんですが、つまり「どうしてお前等だけでおいしい物を独り占めするんだ。こっちにもまわせ」というような勢力が鳩山大臣をたきつけた?
いずれにしても旧郵政省の財産が民営化の名を借りて私物化されることが明らかになりつつあるので、動機は何であれいいことです。
政府の規制緩和委員会の「旗振り役」をしたオリックスの会長宮内義彦出て来い!と思いますが、今のところ、隠れて出てきません。まったく卑怯な方です。


中川酩酊大臣辞意表明。
中川氏のアルコール依存はかなりひどいものだということはよく知られていましたが、遂に隠し切れずG7の記者会見で明らかになってしまった。
風邪薬だの時差ぼけだのと言い訳してますが、あれはアルコールのせいです。
お酒が入るとだいたい気が大きくなって、人目などどうでもよくなる。それを見事に見せてくれた。
元々酒好きの中川氏がここまでアルコール依存になってしまったのには、それなりのわけがあるのでしょう。
自殺してしまった父中川一郎氏に代って、若くして政界入り。すっかり汚れきった?十年だったのでは。そして酒が手離せなくなった。
大臣も辞め、ついでに国会議員も辞めたほうがいいのでは。
次の選挙、「危ない」と言われてますが。たしかにね、これでまだこの人に投票しようという人の頭の中身がわかりませんもの。

次世代を襲う結婚難&就職難。
私の住む地域では、年に一度この時期、温泉一泊旅行をする。
地域の役員など決めるためで、その後は懇親会となる。
今年の話題は、なんといっても村内に30代、40代の未婚の人たちがたくさんいる、ということだった。
親の世代は、まじめに働き、家庭を作ってきた人ばかりなのだが、次の世代が親と同じようには行けないでいる。
この問題は都市も農村も変わらない。
男女とも結婚への動機付けが弱くなってしまった。親から独立する必然性がないのだ。
子どもが少ないので、いつまでも家にいてもかまわない。
女性が外で働くのは当たり前。まだまだ男女差別はあるものの、経済力を身につけた女性達は、家庭での女性の役割を押し付けられる結婚に拒否感がある。よほど相手と一緒に暮らしたいという情熱がないと結婚に踏み切れない。
私はこの問題は社会が、特に男性の考え方が変わる、変えられるかどうかにカギがあると思う。
当の青年男女以上に、大人世代、特におじさん族(政治家や経営者など偉そうにしてる人たち)が男女役割分担の考えを捨て去ることだ。
それとフランスなどが採用している事実婚を社会的に認め、母子家庭、父子家庭への手当てを厚くし、結婚の形態によって生じる社会的不都合を無くすこと。つまりは「自由な結婚」を皆が許容することしかないのではと思うのだが。
それと何と言っても若い人が安定的な仕事に就ける事が大事だ。
近所に2度の離婚を経験したシングルマザーがいる。どちらの相手もどうも仕事がうまくいかない。家族と共に暮らしていける収入のある仕事に就けないでいたことが離婚の背景にあるのではと感じた。
GDPの伸び率より、共生していける社会の構築を。今政治に求められているのはそれ。「景気対策」ではありません、麻生さん。でもこの方には無理ですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカへの道、引き返す時

2009年02月10日 | Weblog

北欧諸国と日本の違い。
社会保障制度がやせ細ってしまっている日本。一方そんな日本と比較していつも引き合いに出される北欧諸国。
テレビ報道でもそんな北欧のセーフティーネット取材が盛んだ。
医療、教育、失業補償、雇用対策などの充実のために20パーセント以上の消費税を払っている北欧の人々。所得税もそれなりに高い。
それでも人々から「税金が高くて不満だ」という声より「高くてもそれは安心料だから」という反応が返ってくるのはなぜか。
それは何と言っても政府に対する信頼が高いからのよう。ここが日本と大きく違うところ。
日本だったら、「税金上げるんだったら、まず無駄遣いなくせ」の大合唱が起きる。
北欧諸国では議員や役人はおいしい仕事ではなく、志ある人の仕事になっている。従って議員になって利得に預かろうなどと考える人はいない。もちろん役人の天下りや渡りという発想はない。
それでも北欧諸国といえども最初からそうだったわけではなく、長い時間をかけて自国民が安心して暮らせるにはどうするのがいいか、自前で考えて来た結果が今なのだ。そしてこれからまた別の問題が起きてくるだろうけど、その時も自分達のことは自分達で考えて答えを出していくことだろう。
これに対して、日本は敗戦後ずっとアメリカの意向に従って政治が成されてきた。日本国民にとってどうなのかではなく、アメリカがこうしろと言うからそれに従ってきただけで、従うことで政権維持してきたのが自民党政府だ。
ソ連とアメリカという2大対立があった時代、アメリカの力が巨大だった時代には、日本もそれの恩恵を受けてやって来れたが、アメリカに余裕が無くなり、日本にいろんな無理難題を突きつけて来ている今、これ以上言いなりになっていると、日本は滅びてしまう。
私はこれらの番組を見ていて、アメリカ型社会へ向かう道を引き返すことが今日本国民に迫られている選択だと思った。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生きづらい世の中変えたい

2009年02月04日 | Weblog

生きづらい世の中。
今の世の中は、強い人が弱い人間を「根性無し」と踏みつけにする社会だ。
私は強い人は、弱い人を許容してこそ、強い人の価値があると思うのだが。人を助けることができるというのは人にとって最も充実感を感じる瞬間ではないだろうか。「世のため、人のため」。

自民党の起死回生。
政界を引退することになっている小泉元総理だが、「国会議員の定数削減。一院制」を提唱している。
この人は政局のカンのある人だから、こう言えば国民に受けると思っている。自民党の議員がこれを今度の選挙で掲げれば、「そうだ、そうだ」と思う人がいっぱいいて、自民党に投票する。あの「郵政選挙」の時のように。
でも今の小選挙区制度のままで、公職選挙法の縛りがきつい中でこれをやれば、今以上に劣化した議員ばかりになってしまって、それこそ国民は不幸のどん底に落ちてしまう。
小泉と竹中平蔵の言うことは信じないように。
このgooブログ、原稿を書いて投稿しようとすると、よく飛んでしまう。バックアップの方法もわからない。
短いけど、疲れてしまった。今日はここまで。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする