木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

古い建物が好き

2022年02月26日 | Weblog

今日は寒さからようやく解放され人心地ついた。
落ち葉を焼いたり集めたりした。灰は庭に撒けば肥料になる。大したことはできないけどジャガイモやミニトマトぐらいなら手入れしなくても出来る。ミョウガとフキは自生しているので使える。
フキは味噌汁に入れたりする。ほんとはてんぷらにするのが好きなんだけどももうあんまり生えて来ない。
春分の日は大荒れで、北海道の空港が欠便になったとニュースが伝えていたけど、私のような「毎日が日曜日」の人間からすると、そんな天気の悪い時に出かけなくてもいいのにと思ってしまうが、それぞれ都合があるのでしょう。最近は会社も「何が何でも出勤しろ」ということではないと思いますが。必要不可欠な仕事以外はね。
そういう風に考えると必要不可欠な仕事って、底辺でになっている人以外はそんなにないのではというところに行きつく。

古い建物が好き。
古い建物は効率は悪いかもしれないけど、外から見る分には趣があっていいものだ。
広い引き戸の玄関、縁側があって、二階に行く途中に踊り場があって、出窓があって、そこに腰かけることもできる。書院風な床に丸窓もついている。要するに住まいに遊びがある。
私の住む村では昭和30年以前の家を手を入れながら住んでいいるのは我が家も含めて2、3軒だ。次世代がいないので建て替える予定はない。不動産屋さんに託すしかない。

 

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ウクライナで思い出すこと

2022年02月22日 | Weblog

今日も雪が降ってとても寒い。
ニュースはウクライナ情勢の風雲急を告げている。
ウクライナの首都キエフには旅行でいったことがある。海外旅行が盛んになり始めたころ、学校の教師をしていた私は夏休みを利用してよく海外にでかけていた。
最初はスペインやイタリアのローマとかに出かけていたが、そのうち皆があまり出かけないところ、キューバとか旧ソ連に足を延ばすようになった。今になれば貴重な体験だった。
キューバではあのカストロらがフロリダ半島から再びキューバに乗り込んでいったヨット「グランマ号」を革命博物館で見た。その船の小ささに驚いた。「えっ、これ」とにわかには信じられなかったが。
さてキエフ。特に印象はないのだが、確か歌手の加藤登紀子さんがこのあたりの歌を採譜して日本に紹介していたのではなかったか?
加藤さんはお父さんが京都でロシアレストランを開いていていてそこの名物がたしか「キエフ風カツ」。
若いころ京都に住んでいたので食べに行ったことがある。
ところで旧ソ連は多くの兵士が第一次世界大戦から第二次世界大戦の間に犠牲になった。一番犠牲者が多かったのはドイツでもなくイギリスでもなくソ連の人たちなのだ。
革命が起こるはずだ。しかしウクライナ人はこの時も今度は革命の犠牲者になった。複雑な地域だ。
私たち日本人はロシア由来の歌が好きだが、「ともしび」とか「カチューシャ」とかはソビエト時代になって作られた歌だ。
しかし第二次大戦末期ソ連兵が満州に進撃してきてここにいた日本人がひどい目にあったというので、「ソ連嫌い」が多い。しかしこれは満州にいた日本人を見捨てた日本軍=関東軍がいけないのであって非難するならこちらを第一にしなければならない。
ロシアの歌を広めたというのならダークダックスの存在を忘れてはいけない。ラジオから流れて来たのはダークのハーモニーだった。
イタリア映画の「ひまわり」は確かウクライナあたりが背景ではなかったか。戦争から帰らぬ夫を探しに行く妻はソ連で現地の女性に助けられその女性と一緒になった夫を見て去っていくというストーリーではなかったでしょうか。ソフィア・ローレンと大地いっぱいのヒマワリが印象に残っています。
翻弄される地域です。社会科の授業では「穀倉地帯」と教わりました。それゆえ食糧供出で現地の人々が飢え死にした歴史も。スターリン時代か。

 

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家事を無視して経済を語るなかれ

2022年02月18日 | Weblog

アダム・スミスの夕食を作ったのはだれか?
少し前になりますが、信毎の新刊紹介にありました。著者はスエーデン出身、英国在住のジャーナリストのカトリーン・マルサル。高橋璃子・訳
功なり名を遂げた人の多くは家事や育児を一手に引き受けてくれる妻がいて、事業や研究に専念できた。
女性の場合は、例えば歌人の与謝野晶子は10人ほどの子供がいましたが、家には子守や家事をしてくれるばあやとかねえやと呼ばれる存在があったと思います。夫の与謝野鉄幹が家事をしたとは思えない。
しかし現代はそんな便利な存在はないことがほとんど。家事代行という存在はありますが、晶子の時代よりはるかにお金がかかります。
こうした生きていくうえで必要不可欠な家事は経済学では今まで無視されてきました。
しかしこれらこそ生きていくうえで不可欠な仕事です。これを無視して経済を語るなかれです。
ようやく最近になって家事を無視しては事は始まらないということが理解され始めました。だがまだそのことが分かっていない男達は多いですね。60代以上ですかね。
若くてもママが何でもやってくれたお金持ちで受験戦争を勝ち抜いた男子、女子もかは事の重大さを理解していません。官僚や政治家、特に自民党の政治家はだめですね。
アダム・スミスの夕食を作っていたのは母親だった。「見えざる手」が無視していたところに光を当てたと紹介者の松村由利子は結んでいる。

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公共インフラは市民が守る

2022年02月16日 | Weblog

利用減の鉄路の今後
長野県ではJR西日本管轄の大糸線大町市駅以北の路線が廃線の危機にさらされている。

大体公共インフラ、公共交通、水道、電気といった生活に不可欠なものを民営化するのは間違っている。
こういうものこそ公共財産として国や自治体が守らなければならない。そのための税金であり、役所だ。
それを「官から民へ」の掛け声で民営化に踏み切ったのは小泉政権からだ。それを新自由主義の経済人や評論家、マスごみが後押しした。
ヨーロッパでは一時新自由主義がはびこったが、こうした公共インフラを民間任せにした結果、水道料金はあがり、それに市民が反対すると「それでは撤退する」ということになった。そこで市民が自分たちでどうすればよいか話し合い結果協同組合方式で運営するというところにたどりついた。これしかないのだ。
資金は税金から補助し、運営は民間といっても利益主義の企業ではなく、自分たちの生活を守るための共同運営、問題があれば話し合いをする。めんどうかもしれないが、お任せはだめ。
これからの時代はこうして生きていくしかない。それもいやいやではなく、それが生きる意味になり活力になる。

 

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過去のメダリストの解説がいい

2022年02月13日 | Weblog

オリンピックたけなわだ。「オリンピックなんて」と思っていたが、過去に活躍した人の解説は聞かせる
長野オリンピックスケート男子500メートル金メダルの清水宏保さん、同じく長野オリンピックジャンプラージヒル金メダルの船木和喜さんの解説もよかった。テレビ局も馬鹿じゃない。どういう風に見せればいいか考えた結果が過去の栄光の勝者に語ってもらうこと。それに二人はよく答えていた。二人とも基本頭の回転がいい。それと謙虚。現役引退後それなりに苦労したんだと思う。でもその中から立ち上がり社会人として立派にやっている。そう感じた。
まあ、マラソンの瀬古俊彦さんのようなハチャメチャもおもしろいですけどね。

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若者の貧困と西村賢太氏の急死

2022年02月09日 | Weblog

若者の貧困(パンデミック)ETV
人に助けを求められない世代。そうしてきたのは大人の世代。特に自民党政権だ。ほんとに連中は質が悪い。選挙でこれらの者を一掃しなければならない。
維新を信じてはいけない。彼らこそ毒々しい「新自由主義の申し子」だ。
思えば1960年代から70年代国労の解体、それによる労働組合の連合体が連合に名を変え、労使協調、反共に変わった。これこそ自民党と財界のめざすところだった。
中曽根、土光といった名前が思い浮かぶ。
反貧困ネットワークの瀬戸大作代表、水泳の瀬戸大也と一字違いだが、助けを求める若者のところに車で駆けつける。頼もしい存在だが私は瀬戸さんの健康が心配。それに彼の生活費はどうなっているんだろう。カンパに頼っているのかなあ。

作家の西村賢太氏が急死した。私は彼の『苦役列車』を途中までではあるが読んでいたし、父の犯罪により中卒で港湾労働などしながら小説を書いていたいきさつを知っていたので、衝撃を受ける。今時中卒で小説を書く人はほぼ皆無だろう。
健康診断などは受けていなかったか。酒好きかな。底辺、それこそ非正規で働く人の姿を誰よりも知っていたのは彼だ。

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ジョンソン首相も日本のトップと同じ

2022年02月05日 | Weblog

今日もとても寒い。外出する気にはなれない。

ジョンソン英首相と日本のトップの相似性。
ジョンソン首相のでたらめぶりが次々に出てきて与党保守党でも辞任を求める声がおおきくなっているという。
ジョンソンに関するドキュメンタリー番組を見たが、貴族出身だが彼は何一つまともににやってこなかったという。
それは学生時代にさかのぼる。まるで麻生や安倍を見るようだ。
しかしアメリカでもトランプのようなものが大統領にえらばれてしまうのだから世界全体がいかれているといってもいい。
岸田総理は前3人の首相よりはいくらか正常化と思ったが、やっていることはかわらない。

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冬季北京オリンピック開幕

2022年02月03日 | Weblog
使いこなせない最新パソコン
前使っていたほうが慣れていて使い勝手がよかったのだが、買い換えたらこれが使いずらい。
買ったところにもっていって何度も聞く。最新の機器ってそんなものですね。

ところで今日は節分。こうした季節の行事は旧暦に従っているので2月3日が「立春」と言われてもピンと来ない。大体一か月ぐらいずれているから3月3日ぐらいになれば「立春」と言われればなるほどということになる。

北京オリンピック始まる。中国の人権状況がどうのこうのと言っていますが、始まってしまうと、羽生結弦選手が、高木美穂?が小平奈緒がとそっちのけになってしまう。
大体アメリカに人の国の人権状況を批判する資格はない。人種差別はアメリカのお家芸じゃありませんか。ヨーロッパ勢もほめられたものじゃありません。移民に対する差別は日常茶飯事。
欧米は建前と実際が乖離しています。
結弦君は中国で大人気とか。かわいいのに根性も技術もある。27歳になるんですね。17歳ぐらいに見える。
両親が出しゃばって出てこないのも誰とは言いませんが他のアスリートとは違う。
御嶽海のお母さんは可愛いですけどね。すっかりお母さんが人気で、お父さんも体格いいですよね。そこはお父さんに似たのね。
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