木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

学校から消えたもの。奉安殿と二宮金次郎像

2023年06月29日 | Weblog

今日は暑い。汗が出るが我が家はまだ扇風機で大丈夫。
以前にも書いたがカッコウの鳴き声はぴたりと止み、カラスは攻撃的ではなくなった。卵は無事孵ったのか。6月は鳥がヒナを育てる季節。これからは虫の季節が始まる。

転機のPTA(信毎6月14日)
そもそもPTAはなんのため。建前上は学校と保護者が協力して子供たちのための活動をするのだが、その活動が形骸化している。前年にやっていたからそうするという風に受け止められている。
学校の周りの草取りや環境整備は教師と生徒だけでは手が回らない場合がある。そこで保護者の出番だが、現代は保護者も外に出て働いている場合が多く、せっかくの休日に駆り出されたくはない。ましてや役員は願い下げというところか。
私はずいぶん昔だが小学校の教師をしていた。小学一年生の新学期の役員決めは大変だ。くじ引きで決めていた。子どもを育ててきたのだから役員は誰でもできるはず?
その時代は外国籍の子供もいなかった。従って外国人の保護者もいなかった。
2年目の時は教師である私も参加して決めた。自分からやりますという人はめったにいないから家庭の事情を考えて「○○さんどうですか」と声をかけていた。先生に言われればまあしょうがないかというところだが、よかったかどうか。でも役員になると無責任な人はいなくてちゃんとやってくれる人ばかりだった。

もう一つ学校関係の話題。
私の小学校時代70年近く前のことだが、奉安殿というか戦前の軍国主義の名残の設備があって、でも意味も知らずによくそこで遊んでいた。二宮金次郎像も正門の横にあった。この二つはもう学校にはない。
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松本は良い街

2023年06月27日 | Weblog
給食のジャムの賞味期限が4月22日に切れていたという新聞記事。など
そんなことで騒ぐなと言いたい。元々ジャムは保存食。かびないようにビンなどに詰めて、今なら冷蔵庫に入れて置けばかなりもつはず。消費期限切れと賞味期限切れは違う。
かつては冷蔵庫が無かったからよく見て、味を少し確かめて大丈夫ならok。牛乳などのたんぱく質系は気を付けないといけないが。大体現代人、特に日本人は気にしすぎ。おばあさん世代の人はまず味を確かめるけど、若い世代は賞味期限が一日でも過ぎていると捨ててしまうらしい。そんなことをしていると今に天罰が下る。

「鶴瓶の家族に乾杯」を見た。
松本市だったので。俳優の佐藤二郎がゲスト。信州大の」経済学部で学んだ。演劇に目覚めていたので授業にはほとんど出ず、アルバイトに明け暮れる日々を送ったと言っていた。
私は長野市の郊外に住んでいるが、松本市の方がいい感じの街だと感じる。「学都、楽都、岳都」がキャッチフレーズ。
学は元々旧制松本高校がそもそもの信大の始まり。作家の北杜夫、辻邦生、映画監督の熊井啓などが学んだ。みな岳の風景にあこがれたようだ。楽は鈴木メソッドというバイオリンの演奏法を確立した鈴木慎一が松本で子供たちに教えた。その流れから小澤征爾さんが夏にここで演奏会を始めた。斎藤英雄と言う指揮者に師事した小澤さんが尊敬する師の名を冠したフェスティバルを始めた。今はOSKと言う名称で一流の演奏家が集う。市あげて演奏家達を歓迎する。演奏の合間の食が楽しみらしい。果物、おそば、水も松本はいい
岳は言わずと知れた北アルプスの玄関口。山へ登る人たちは松本駅で下車して、それぞれ電車で、バスでさらに奥へと散っていく。
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トイレの設置をけちるJR

2023年06月25日 | Weblog
今年初めてミニトマト収穫。誰でもできる野菜です。ベランダで鉢植えでもできます。私はこれとジャガイモだけは作ります。出入りの業者の人が土おこしをしてくれるので、種芋を少し穴を掘って置くだけ。今年は気温が高いのでもう青々と葉っぱが茂っています。

トイレのない駅(東京マガジン)
千葉県のJR永田駅。公共的場所にトイレは必須でしょう。食べることと排泄は生き物にとって欠かせない。使う人が少ないからと言ってこういう発想をする企業はもう終わりです。列車の中のトイレを使えと言いますが地元の人によるとどの列車にもトイレがあるわけじゃない。
年を取ると若い時のように我慢が利きません。最近は尿漏れ用のパンツはありますが、大便の方が困ります。臭いますからね。
公共施設と公共交通は民営化にもっともなじまないもの。
税金を何に使うかといえば「公共と福祉」です。優先順位は考えなければなりませんが。それを考えるのが市民と議会です。首長や職員はそれを実行するのが役目。それを放棄するような首長と職員はいらない。
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私は活字人間

2023年06月23日 | Weblog
少し前のことになりますが、バーベキューで火力を上げるためアルコール消毒液を火に投入、火が燃え広がり、学生がやけどを負い亡くなるという事件があった。
現代人は直火に慣れていない。付け方、消火に知識がない。
子供のころ、我が家ではかまどでまきでご飯を炊いていた。炊いたのは主に母だったが、私も高学年になると手伝いをした。
冬だと熾火に炭や豆炭を入れてこたつに入れた。よく熾していないと一酸化中毒を起こすので気を付けなくてはいけない。その後どんどん便利になって、電気釜、ガス、石油ストーブと器具が発達して家事はずいぶん楽になった。
キャンプでバーベキューを楽しむ時ぐらいしか直火に触れる機会はない。
私は庭で出る枝やおちばを焼却炉を使って焚いている。灰は家庭菜園に撒いて肥料代わりにしているが。
アルコールと言うと理科の実験で使うアルコールランプを思い出す。必ず蓋をするものがついていた。

私は「活字人間」。
大阪日日新聞7月末で廃刊というニュースをネットで知った。大阪にいたときこの新聞を手にしたことはないが、新聞の廃刊は寂しいものだ。
私が今購読しているのは地元の信濃毎日新聞と赤旗日曜版、新婦人新聞、出かけたときに朝日新聞か毎日新聞を買う。スーパーにしか行かないときは週刊誌を買う。「文春」か「新潮」。
しかし新聞もずいぶん高くなった。生活が苦しくなるとまず切るのが新聞ではないだろうか。ニュースはテレビやネットでも得られる。
 都会では玄関に積んでおくと持って行ってくれるサービスがあるらしいのだが、田舎は集積場に自分で持っていかなければならない。我が家は集積場からやや遠いので、車か台車、あるいは自転車で運んでいかなくてはならない。今のところどれもできるが、年齢が上がるとこれがつらくなる。だから野放図に購読できない。

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日本を攻める国はない

2023年06月21日 | Weblog
今月6月の御伽草子講座は「小敦盛」。
中世室町時代に成立したとされる御伽草子はそれ以前の平安時代の物語「源氏物語」や「平家物語」のパロディーでもある。
平敦盛は「平家物語」で人々の涙を誘うヒーローである。すっかり公家風に染まった平家一族であるが、その中でも敦盛は特に光源氏を思わせる美形のヒーローとして描かれる。16歳ぐらいの設定で、映画やドラマで演じる場合、その時々の人気俳優が演じてきた。私が覚えているのは当時「御三家」の一人として人気絶頂だった舟木一夫だ。NHK大河ドラマだったと思う。
源氏の武将熊谷直実に追い詰められ、熊谷はあまりに幼い感じの敦盛にわが息子をかさね討ち取ることにためらいを感じ、見逃そうとするが、敦盛は一騎打ちを望み果てる。この頃の戦いは自分の戦功を示すために相手の首を掻き切り大将のもとに持参するというのがならい。薄化粧をほどこした敦盛の首を直実はこの場合義経かの前に差し出すのだった。
御伽草子はパロディですから敦盛は妻子に形見の品を残す。妻には小袖のひとひら、子には刀剣と帷子。「平家物語」では敦盛に妻子がいるとは特に語られていませんが、この時代早婚なので実際にはいたと思います。直実は後に出家して双方の犠牲者の魂を弔う。
さて御伽草子では子敦盛が夢に亡き父を見るという風に話がすすみますが、時間切れで次回へ。

困窮する高齢者(谷原章介モーニングショー)
今の平均的な高齢者の年金は10万円ぐらい。家賃に困る人が多いという。
私は自分の家(兄名義だが)なので家賃はいらない。水光熱費やその他雑費は自分で払うが。
食費もそれほどいらないし、衣服も今あるもので十分なので困窮することはないが。
私は国と言うか政府の責任は「国民に健康的文化的な最低限の生活を保障すること」だと考えている。今の自公政府はそれを保障していない。防衛費などいらない。人々を困窮させて何が防衛費だと思う。人々を困窮させて何を守るというのだ。何度も言うがかつて中国をはじめとする東南アジア諸国を攻めにいったのは日本なのだから。日本が攻めなきゃどこも攻めてはきません。



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弘法大師空海と誕生日が一緒?

2023年06月17日 | Weblog
6月は私の誕生月と書いたが、なんと空海も6月15日が誕生日と伝えられていると知った。
これはうれしい。

鳥がしきりにさえずっているが、鳥の名前がわからない。木蓮の木がお気に入りらしい。
カラスは鳴かなくなった。ひなが孵ったのか。飛んでは来るが攻撃的ではない。

皇室ネタは小室さんへの攻撃が多い。と言うことに気が付いた。
特に金持ちでもなく名家と言うわけでもない男が内親王の真子さんに近づいて結婚したのが気に入らない人が多いのだろう。「空気読まない奴。お前なんか引っ込んでろ」というわけか。
どうでもいいことだが、税金による何らかの特権があるのだろう。宮家出身の真子さんに惨めな生活はさせられない。小室さんのお母さんもそうだろう。

医師も高齢患者に親切。
私は男は若い女性やせめて自分と同年齢ぐらいには関心があって親切なのかと思い込んでいたが、お医者さんはそうともいえない。もちろん恋愛対象的な意味ではなく、ホッとする話し相手としての異性に。医師と言うのは対外的に構えていなければならないところがある。
私などは重症ではなく、一人暮らしなので家族が様子を見に来ないので気軽に話しかけてくる。
ひさしぶりに行った病院で型通りの診察のあと、「私、50歳になりました」と言う。私にすればああそうなの、それが何かというところだが、頭の真後ろに白髪を見つけたらしい。今まで突っ走ってきたけどふと自分の年齢を顧みる気になったらしい。
私からすれば先生に健康でお仕事してほしい、それを願っている。
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岸・安倍の影響力一掃から日本の夜明けは始まる

2023年06月15日 | Weblog
今日15日は私の誕生日。
中国の国家主席習近平氏もこの日とか。習氏は70歳。私は習氏より年上の75歳。
「後期高齢者」の入り口に立ちました。いわゆる「団塊の世代」です。
習氏と誕生日が一緒というのはあまりうれしくありませんが。
もう一人有名人ではジュリーこと沢田研二が昭和23年6月生まれ。特にファンではありませんが、こちらは少しうれしい。
歴史的ニュースでは1960年「安保反対」で国会構内に座り込んだ全学連の東大生だった樺美智子さんが機動隊導入の混乱の中で圧死。時の総理は故安倍晋三の祖父の岸信介。この時岸は当時の防衛庁長官の赤城宗徳に「自衛隊の出動」を要請したという。赤城はこれに断固反対したという。戦前からの商務官僚で満州建国の立役者。敗戦でÀ級戦犯になったが、CIAの犬になることにより復権。アメリカの言いなりに安保条約を改定した。国民のことなど少しも考えない「ワル中のワル」です。
岸の出身県である山口県民はこういうことわかってるんでしょうかね。「桜見る会」に大挙して押しかけるなんて何にもわかっていないと思いますが。ようやく岸・安倍人脈の終焉が見えてきましたが息の根を止めるべきです。以前にも書きましたが「岸・安倍」の影響力を政界から一掃することから「日本の夜明けは始まる」。
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人権・セクハラで問題あり(日本維新の会)

2023年06月13日 | Weblog

カッコウの鳴き声がぴたりとやんで、暑くなってきました。
女性一人の「ソロキャンプ」はやはりまずい。
ソロキャンプの達人ヒロシさんは「気を付けてやって」と言いましたが、若い女性なら襲われる危険、高齢女性ならお金を奪われる危険がある。それでも一人で楽しみたいという場合には管理人のいるキャンプ場、なるべく家族連れが近くでテント張ってるようなところ、ないしは寝るときはバンガローを予約するとか番組はアドバイスしてましたが。
私はキャンプや山登りの趣味はありませんが、旅をするときは単独行動が多いです。宿は事前に予約し、日の暮れる前に宿には入るようにしてました。単独で行動できるようになったのは治安がいいことと女性が自立するようになったということでけっこうなことなのですが。

身を切る改革を装う日本維新の会
梅村みずほ議員(大阪選挙区選出)は入管の不適切な対応で死亡したスリランカ人のウィシマ・サンダマリさんを詐病を装ったかのように決めつけ、遺族に謝罪もしていない。自ら女性でありながら女性の立場を顧みない議員としての資質を欠いていると言わざるを得ない。
「公金を私物化して身を肥やす」政党と指摘するのは神戸学院大教授の上脇博之(ひろし)氏だ。
政党助成金の残金を脱法的な手法で返還逃れ、政治活動に使ってはいけない「文書通信交通滞在費」を政治資金と同じ認識で使用、企業献金を受領しないよう見せかけながら政治資金パーティーを通じて事実上の企業献金を受け取っている、国会議員団の5年間で2億円の使途不明金。
上脇氏はその特徴を「悪質な政治資金規正法違反」、「主権者国民をだます詐欺師的な手口、「身を切る改革」の看板を掲げ「身を切っている」と豪語するところに厚顔無恥な体質が現れていると厳しく指弾している(新婦人新聞6月3日号)。
維新の連中の顔をよく見よ。町のチンピラが眼鏡でごまかしスーツを着ている。そういう風に私には見えるが。

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究極の新自由主義維新にだまされるな

2023年06月09日 | Weblog

昨日あたりまでしきりに鳴いていたカッコウの声がぴたりとやんだ。もう托卵が終了したのか。
我が家には大木があるのでいろんな鳥がやってくる。

中国の受験「高考(ガオカオ)」の話題。なにしろ「科挙制度」の国ですから。韓国といい日本もですが受験に命かけるお国柄。ほんとはそのあとが大事なのですが。中国も韓国も大学に入った後も競争と言うか勉学が続く。日本はそこで一服してしまう場合が多いが。しかし過剰な受験競争の弊害は政府もわかっていて、何とかしようとするが、長い歴史があるから人々は国の言うことは信用しない。
その一方で縁故や賄賂が横行するお国柄ですから国の制度がどうあれ不公正はなかなかなくならない。
日本も政治の世界は世襲がはびこっていますからこれはなんとかしなくてはならない。自民党を追
い落として「選挙制度」を代えなくてはいけない。国民一人一人の責務です。

大阪入管医師酒酔い診療。
こういった不祥事は今までは男性の専売特許だったが、今回は女性医師。良くも悪くも男女平等になった?
共産党の参院議員仁比聰平氏が明らかにした。共産党はこうしたデタラメを追及する頼もしい存在です。
維新馬場伸幸氏、立憲の国会対応を批判して「立憲を叩き潰す」の発言。詳細はわかりませんが、同じ野党に対してこの発言は維新と言う政党の本質を表していると思う。自民党の補完勢力とはよく言われますが自民党より悪質です。叩き潰さなければならないのは維新の方です。関西の人たちは早く目覚めてください。関東・東北では維新は伸張していません。究極の新自由主義。彼らが改革と称してやったことは「福祉と公共の切り捨て」です。

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無実の人の人生を狂わせる警察・検察・裁判所

2023年06月07日 | Weblog

本格的に暑くなってきた。家の中にいても汗が出てくる。

大崎事件再審認めず(6月6日信毎)。
「疑わしきは被告の利益に」これが裁判の原則のはずだが、主犯とされた原口あや子さんは「疑わしきですらない」。1979年鹿児島大崎町で起きた事件だが、日ごろから素行の悪い義弟だったが、酒に酔った状態で溝に転落。この時どうやら脳を損傷したらしいのだが、これを自宅の物置に運んだまま放置したことが故意の殺人とみなされた。警察の杜撰な捜査だが、それを検察も追認、そして裁判所も。
原口さんは一貫して無罪を主張したが、聞き入れられず懲役10年の判決で服役したが、その後も無罪を主張。現在95歳。入院中である。「無罪になるまで死ねない」と訴えているが、有罪を下した関係者はどう思うのか。これでは国民はとうてい司法を信ずることはできない。識者は今の制度では冤罪事件はいたずらに裁判を長引かせるだけで到底被告の利益にはなっていない。制度改正が急がれるという。
九州福岡の飯塚事件では無実の被告が死刑を執行されている。名張葡萄酒事件では無実を訴えながら被告とされた男性は病死した。袴田さんは仮釈放されたが既に86歳。人の人生をこれほど狂わせる権利は警察にも検察にも裁判所にもない。しかもこれら司法関係者の不祥事も後を絶たない。自分たちの罪は隠ぺいし、他人の人生は狂わせる。こんな司法は誰も信じない。

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