安倍辞任。
ようやくこの日が来たという感じだ。安倍に忖度していたマスコミもさすがに「安倍総理を惜しむ」という論調はなかったような・・・。
それほどひどい８年間だった。
思想家の内田樹氏は「安倍政権の７年８か月をどう総括するかと問われたら、私は知性と倫理性を著しく欠いた首相が長期にわたって政権の座にあったせいで、国力が衰微しただけでなく、国民の知性・倫理性も目に見えて劣化した」という評価を下すと言っている。私もそう思う。
２大政党制が日本にも必要だと、旗を振ったのは誰だったか。小沢一郎に政治学者を名乗る山口某、その他。
しかし徹底的に日本の政治を壊したのは松下政経塾出身者だと思う。前原誠二に野田佳彦等。特に前原は犯罪的だ。
京都の選挙民は前原を追放しなくてはいけない。
小選挙区制度では志ある者が国政の場に出ていけない。供託金の高い、縛りの多い公職選挙法は政治のプロと称する志のないごろつきに国会を占拠させている。
自民党の大半はそうした連中であり、下駄の雪のようにくっついている公明党も同罪。宗教政党が国政に出ていくべきではない。
明治以来の世襲政治家がレベル以下でありながら偉そうに政府の要職に就く、就ける政治は終わりにしなくてはいけない。最低・最悪の安倍・麻生を葬った時から日本の正道は始まる。
宮本顕治１１年の獄中生活
「百合子追想」で顕治は自分の事にも触れている。
顕治は山口県の肥料や農機具を扱う小商人の息子として生まれた。学校の成績がよかったのだろう。両親は旧制中学から松山高等学校への進学を認め、そこから旧制の東大へ進学する。松山高校時代にマルクス主義に目覚め、そこから一貫して活動家の道を進む。
非合法の党活動の中で岩田義道や小林多喜二といった同志を治安警察の拷問で失う。
天皇制軍国主義にとって、共産党の活動は殺してもいい範疇だったのだ。「万民の平等、大地主や資本家の特権を許さない」のだから明治以来の薩長政府の敵である。
こうした活動家を転向させ、あるいは党の秘密を自白させる「特高警察」でことにあたるのは今では検察庁の公安部門なのだろうが、その拷問の手法は決してなくなってはいない。敗戦後表向きは「特高警察」はなくなったが、表の看板だけを掛け変えて戦犯として特に罰せられたという話もあまり聞かない。
軍隊を下支えした役所はそのまま戦後も生き残っている。
巣鴨拘置所に留置されるのだが、不潔でその上思想犯は拷問、ここで命を落す活動家、必ずしも共産党員だけではない人々も犠牲になった。
顕治が巣鴨から網走刑務所に移送されたのは１９４５年の６月。日本の敗戦が近いことは予測していたが、もう少し先になると考えていたようだ。まさに原爆投下が天皇制存続にこだわる日本の無条件降伏を早めたようだ。
連合国の中でソ連は天皇断罪を主張したが、アメリカが戦後の天皇利用を考え、天皇は救われた。
宮本顕治と言うと割合頑丈で丈夫な人というイメージがあったが、劣悪な獄中生活の中で身体を痛めている。
この顕治の獄中生活をよく支えたのが妻の百合子だった。百合子には感謝しても感謝しきれない立場である。その感じは文章によく表れている。
宮本顕治『百合子追想』を読む
宮本顕治といっても若い人はご存知ないかもしれませんが、共産党のトップとして戦前から共産党をけん引してきた人。
作家宮本百合子の夫だった。宮本百合子の方は文庫本に名を連ねているのでしょうか。本屋をのぞかないのでわかりませんが、アマゾンにはあると思います。「貧しき人々の群れ」、「伸子」、「播州平野」などの作品がある。
宮本顕治とは戦前プロレタリア作家同盟で知り合った。私には物書き宮本顕治というイメージはあまりなかったのだけれど、戦前の「改造」という雑誌が募集した懸賞論文で「敗北の文学」という芥川龍之介を論じた評論で最優秀作品賞を受賞した文学青年でしたからさすがに文章の格調が高い。
戦後共産党も合法化され、百合子も引っ張りだこの活躍を始めるのですが、戦前非合法活動をしたというので、警察に引っ張られ、劣悪な留置生活ですっかり身体をこわしていて、１９５１年急死してしまった。
そんな妻の多分に誤解された人生を夫である顕治が解くという形です。
百合子は林芙美子や平林たい子。佐田稲子といった貧しい生活から這い上がった作家ではなく、父は建築家、中流家庭のお嬢さんから共産党員作家になったというので、世間からは一種やっかみを受けていた嫌いがあった。
二人が一緒になった時には妻は有名作家、年も１０歳ぐらいうえで、今だったらワイドショーや週刊誌の格好のネタになったでしょう。
顕治によれば百合子は天性の明るさと前向きな心性の持ち主で、どちらかと言うと内向的な自分とは正反対だが、相性はよかったようで、話をしていていくらでも尽きないパートナーだったよう。
但しこれは表向きの話で、年の離れた忙しい妻は夫にかまっている時間がなく、百合子もこれは悩みだったよう。若い秘書役の女性と夫との関係を見て見ぬふりをするしかなかったよう。
安倍総理、体調不良きわまる
元々「潰瘍性大腸炎」という持病がある。それを薬で抑えて議員をやっていた。
体調が悪いなら辞めて静養に努めればと思う。総理が体調不良で頭が朦朧としているなんて許されない。
モリカケに桜を見る会等権力と公金の私物化を堂々とやって開き直るなど許されない。妻の昭惠と共に裁きを受けさせる必要がある。それが嫌で権力の座にしがみついているらしい。許されることではない。
かつて安倍の祖父岸信介と熾烈な総裁選を戦って勝利した石橋湛山は総理の座について５か月ほど？だったが風邪をこじらせて体調が良くないと言って総理を辞任した。その後総理になったのは安倍の祖父悪名高い岸信介だった。
こちらは身体が丈夫で、CIAの犬として「新日米安保条約」を国民の目を欺いて結び、自分の権力の保持と引き換えにアメリカに日本を売り渡した。
今そんな祖父の大罪を孫の晋三が払わなくてはならない。吉田茂もワルだが、出来の悪い孫安倍・麻生という最低人間を、日本国民は徹底的に永遠に葬らなくてはいけない。
日本の再生には明治以降の政治を主導した連中の残滓を絶つ必要がある。今がその時だ。
渡哲也さんが亡くなった。
渡さんに特に恨みはないが、NHKがいやに長々とニュースで触れたのには違和感を持った。
安倍政権の無策を隠すための画策と疑った。
１９６５年のデビューだったんですね。私は彼の出演作品は殆ど見ていない。
吉永小百合との共演作品「愛と死の記録」だけは映画館で見た。
NHKにはわりと貢献したかもしれない。菅原文太さんのような反骨の士でもないし・・・。
外見のかっこよさの反面、「病弱」のイメージがある。
関節の痛み、整形外科で診察した。特になにということはないということだった。現金なものでそう言われると気にならなくなった。
逆だったら大変！「医者の一言は大きい」。ウソでも大したことないというか、あまり正直に言わない方がいいのですね。
医師は病気を診るだけでなく、患者の心理に気を使わないといけない職業。でも軽視されている気がする。
左脚関節が痛む。
私ぐらいの年齢になると「何処も悪くない」という人はあまりいないと思いますが、私も左足の関節が不具合に。
膝が痛いという人は大勢いますが、私の場合子供の頃から関節が時々ずれることがあって、そんなときはしばらくじっとしていると元に戻るということが時々あって、それが高齢になった今は痛みがひきません。歩けますがしゃがんだりして立ち上がる時はゆっくりと右足から立つようにしています。
「モーニングショー」を見ていて気が付いたのですが、男性陣はなぜスーツを着込んでネクタイなど締めているのでしょうか。女性は普通に夏のかっこうをしているのに。冷房設定はこの男達に合わせているのでしょうか。やめなさい。涼しい格好をして冷房設定あげなさい。
昔の武士の鎧兜、裃、つまりそういうもので身を固めないと平静が保てないという「弱虫」なんでしょうね。
テレビですから汚い、しわやシミだらけの服じゃいけないだろうけど、季節に合わせた自分らしい恰好をすればいいのにと思いますが。
「マスク着用」も人の混んでない屋外ならこの季節外していいと思いますが、しっかりマスクして歩いている人が多い。
めちゃくちゃ暑いでしょう。子供じゃないんだから自分で考えて調節しろと言いたい。
日本人は人から指示されて安心する人が多い。自分で考える習慣を学校でも家庭でも共有するべきね。
指示されるのが好きで派閥を組んで安心する、そうした習性は古代からずっと続いているようです。
この季節「太平洋戦争」に関する特集番組をやっていて、NHKの「昭和の選択」と「歴史秘話ヒストリア」を見ました。
海軍の司令長官山本五十六は海軍と陸軍の相克の中で、明治維新の賊軍となってしまった長岡藩の歴史を背負っていたために「勝ち目のないアメリカとの戦いの先陣」となる「真珠湾奇襲攻撃」に出ざるを得なかったという解釈。
迷惑な話ですよね。でも今のコロナ問題でもそれぞれの組織がコロナを退治する事より自分の属する組織の論理に従うという同じことをやってる。
太平洋戦争の中でも最も愚劣で悲劇的な戦いとして取り上げられる「ガダルカナル島の死闘」。
大本営では陸軍と海軍の綱引きが続いていたずらに「撤退の時期」が引き延ばされ、現地の兵士は飢えと病でその命を無駄にしていった。
今のコロナ禍でも厚労省、財務省、通産省、そして安倍官邸が省益を第一に国民の苦しみそっちのけ。
この連中まとめて公務から追放せよ！
朝起きたら空がすっきりと晴れていて、夏の暑さはこれからですが、季節は秋に入って来たのを実感。
しかしこの夏一番の暑さになりました。
コロナ禍の感染拡大が止まりません。夜の歓楽街に出かける人が相変わらず多くて、「キャバクラ」なるものに出かける男達がいて、その男達の相手をする女性達が今度はそのストレスを発散するためにホストクラブに行くという循環。
どちらにも縁のない年令と環境なので、「キャバクラ」の実態がわからない。
「キャバクラ」はいわゆる夜の接客ですが、そのサービスが濃厚。若くてスタイルのいい女性が半裸状態で濃厚接触してくれる。お金さえ払えば「もてる男ももてない男も」もてなしてくれる。
そして外で会うことを奨励されるので℡番号をすぐ聞き出せる。とこんな情報をネットで知った。
女性達はこの仕事を喜んでやってるわけではなく、いろいろ事情があってやっている。そんな女性達を搾取する立場が男達。この構図は大昔から変わらない。
男達の考えを変えるには時間がかかる。物心ついた時から男女共に「正しい性教育」が必要だ。仲間同士の耳学問ではだめ。
玄関に網戸を付けました。
その工事のためブログはお休み。我が家は庭が広く木も多いので他の家より涼しいです。
私がここにいる限りは「緑の多い荒屋敷」にしておきます。周囲の家も涼しいはずです。
ただ私がいなくなった後はここに住む人はいません。不動産業者に託すしかないでしょう。
親戚筋だった家も屋敷を不動産業者に託し、今そこには４軒の家が建っています。我が家も神社のすぐ前角地にあり、場所的にはいいところですが、少子化が進むこの時代、ここに家を建てる人はいるのでしょうか。
災害の少ないいい所ですが・・・。
新聞の風刺投稿の月間賞「不祥事のたび責任痛感」ー無責任を痛感してほしいー国民、首相どの。
この者には何を言っても無駄のよう。と言ってあきらめたり放置しておいてはいけないのですが。
自公・財界・マスコミが支えている。自民党の強固な支持母体である「医師会」はコロナ禍で当事者となりさすがに怒っていますが。
歴史を見ると平安末期、鎌倉末期、敗戦末期がこんな感じ。
百日紅が花盛り。百日紅というだけあって花期が長い。去年よりずっと樹勢がいい。
何のメッセージも発しない安倍晋三。総理を今すぐ辞めるべき。下りて特捜部の取り調べを受けてください。昭惠と一緒に。
地元新聞に安倍を揶揄する投稿。「雲隠れ晋三に改名したら？」ー霧隠才三ー、「アベノミスク→アベノマスク」
ここまで馬鹿にされてもしがみついている。
「やめたい」と言っても「だめだ」と止める者がいるのですか？
六ヶ所村核処理工場、原子力規制委員会の審査に合格。
使用済み核燃料のプルサーマル計画が破たんしているのに今更合格したってどうしようもない。
法律だけ見てるとこんなバカなことになる。これを止めるのが政治の仕事。
野党に早く政権を渡してください。野党だってそんなにうまくはやれないかもしれませんが、「安倍政権よりはましでしょう」。
自民党はクーデターも起こせない連中の集まりなんですから期待できません。
