木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

家族こそ事件の温床である

2022年11月30日 | Weblog
長野県は現職県議の妻殺害で大騒ぎ。
ただ事件の多くは家族間で起こっていると言われている。
 推測するにこの丸山県議は造り酒屋の息子に生まれ、学校の成績もよく、見た目もスマートで、自民党のホープと目されていた。
夫人もしっかり者で子供も3にんいるようだ。「順風満帆」に見えたがおもわぬ落とし穴が待っていた。女性関係で妻と離婚話も出ていたという報道もある。殺すつもりはなかったかもしれないが、男の力はやはり強い。
これはだいぶ前の事件だが、九州の方で消防士の男性が妻と子供と姑を殺害して死刑判決を受けた。が、親族を中心に減刑の嘆願も出ているという。
妻の母、つまり姑がきつい性格の人で婿にきつくあたっていたようである。娘もこのお母さんに逆らえないでいた。挙句の果ての一家殺害事件である。
推測だが、近所の人はこの姑さんに誰も同情していないのではないか。だから助命嘆願書が出されたように思う。一生自分の妻子の冥福を祈って過ごすことを周囲の人は望んだと思う。
 あまりに家の中で横暴な態度をとるとこういう結果になる。心したいところだ。
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日中友好の大義を今こそ思い起こすべき

2022年11月28日 | Weblog

かなわぬ帰国・中国残留孤児(ETV))>
私はこの番組を見て、役所と言うところは日中双方ともまるでヤクザみたいなもの、人々を困らせるために存在する物なのかという感想を持った。ちょっとした書類上の不備を突いて残留孤児の認定を求める書類を突き返す。
そのために一時帰国すらかなわず年を取っていく。
正確を期すというのだが、大体敗戦の時、大陸に移住した日本人を見捨てたのは関東軍と日本政府である。その責任をどこまでも取るというのが筋というものだ。それができない政府は国民の政府として認められない。
日本に帰国したいという人にどこまでも寄り添うのがあるべき態度だ。無責任な態度は今に続く。
今の自民党政府を追放するのが国民のこれからの仕事だ。税金の無駄遣いと不道徳をこれ以上許してはならない。

「通信簿の少女をさがして」このBSTBSのドキュメンタリーもなかなか見どころがあった。
満州から10歳で引き揚げた少女。その戦後間もなくの通信簿がこの番組を手がけたディレクターが求めた古本にはさまれていた。
ディレクターは早速その通信簿を本人に返すための捜索を始める。当時通っていた長崎の小学校、まだ存命の同級生、当時住んでいた場所の近所の人など。画家ゴーギャンについて書かれたエッセーだったが、少女はゴーギャンに魅せらていたようだ。
現在87歳になった少女池貝さんはなかなかきりっとした老女だった。
満州では裕福な生活を送っていたが一転して貧しい生活に。そのうえ満州を侵略しての豊かさだったことを知るにつけて、満州での生活を人には語らなくなった。
私はこれまたせっかく「日中友好条約」を結んで歩みだした日本がここ30年程の右傾化で歴史の捏造を騙る輩の暗躍に振り回されているのが悔しい。その意味でも自民党は一刻も早く退場すべきだ。





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アマゾンはハタラキゾン

2022年11月26日 | Weblog

今日は天気よく風もなくおだやかな一日
大学の同級生の訃報届く。73歳。
鹿児島出身の「薩摩隼人」。最近亡くなった歌手で俳優の西郷輝彦さんのように眉毛くっきりで色黒。この地方特有の風貌なのだろう。その昔、ヤマトのヤマトタケルに征服された熊襲の子孫なのだろう。
この時期、かつては父が母が、あるいは祖父母が亡くなってと言う喪中を知らせる便りだったが、いつの間にか自身の世代の訃報となった。
元原子力委員会委員長の班目春樹氏の訃報も。11月22日。脳梗塞。74歳。まさに私と同い年。
「マダラメならぬデタラメハルキ」とまで揶揄され、あるいは「専門バカならぬ専門もバカ」とも言われた。どうしてこうなるのか。政府の圧力を受けるとこうなってしまうのか。

アマゾンはハタラキゾン
正当な対価が払われないとアマゾンで配達業務についている人たちが組合を結成して、アマゾン日本支社と交渉しようとしているが、アマゾン側は拒否しているという。
私は生協の配達は受けているが、アマゾンはほぼ使っていない。本も家にある古い本を読んでいるのでよほどでないと新刊本は買わない。
資本側はどうしてこういう悪辣なことをするのか。今の世の中こういうことをすれば評判を落とし、当局の指導を受けるのはわかっているのに。
思うにアメリカ型の「株主資本主義」がこういう態度に出させるのだろう。
「会社は株主のもの。すべては株主の利益に」。そんなことを言っても物を作り、運ぶのは一人一人の労働者だ。労働者を大事にしない会社は行き詰る。こんな簡単なこともわからないとはバカとしか言いようがない。
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公共事業の民営化は効率化にならない

2022年11月23日 | Weblog
今日は「勤労感謝の日」。本当ならこの日は長野市では「えびす講花火大会の日」ですが、朝から盛大に雨が降っています。中止なのかな?
ところで花火は近くで見るのがいいのかなと思いきや少し距離を取ったところで俯瞰的に見るのがいいと気が付きました。
もうだいぶ前、夏大曲花火大会を見物したことがあります。席を取っての見物でしたがそんな必要はない。

民営で効率化の幻想崩れる。
フランスでは民営化した水道事業を再び公営化に戻した。
水メジャーとパリ水道公社の暗闘は激しかった。
水道公社の実務責任者ベンジャミン・ジェスタンは「水はコモン(共有財産)であり、低所得者でも水道代を払えることが重要」と語る。
世界中で水道事業を手がける「ヴエオリア」とその傘下2社により民営化されていたパリの水道事業。この間水道料金は25年間で3・5倍に上がったのに原価はブラックボックス化しており妥当性が判断できないうえにすべての人にに必要な水道という公益事業の運営ノウハウが市当局から失われているという危機感があった。
ジェスタンは「彼らは強大な政治力を使い市に水道の管理は無理で大失敗に終わるとキャンペーンを張った」と振り返る。
2社は料金徴収に必要な顧客台帳や、どの水道管の補修をいつ終えたかといった記録すら提供を拒んだという。
現在1立方当たりの水道料は1・06ユーロ(約150円)。東京都が標準的な一般家庭の例として出している100円は上回るが、物価が上がり続ける中、再公営化当初と比べ約5パーセントもの値下げを実現した。
日本でも小泉政権時代から竹中平蔵ら怪しげな経済学者ともいえない奴の口車に乗って「なんでも民営化」の風潮が高まったが、こういう例に学ぶべき。
「大阪発」の維新や松下政経塾上がりの政治屋がこうした「新自由主義」の信奉者だが、その悪質・無責任が見抜かれつつある。維新は大阪以外では首長選で敗退している。宮城県では政経塾上がりの村井知事が「水道民営化」をねらっているが、宮城県民はくれぐれも村井にだまされないように。



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したたかに生きた小野小町

2022年11月20日 | Weblog
今日は昨日と打って変わって雨の降る寒い日

我が家は庭木が多いので落葉が道路にまで広がります。その掃除に追われます。
新聞に増えた校正のまちがい。
私は新聞を音読したりするので最近よくみつけます。てにおははしょっちょう。推測するに今は人がやるのではなくコンピューターが自動的に校正するからだと思うのですが。

和泉式部と小野小町(おとぎ草子講座より)。
小野小町は美人として知られています。今でも○○小町なんていう使われ方をしますが、文才があったかどうかはわかりません。歌が残っていないのです。それに対して和泉式部の方は宮廷で女房として仕えていたのでそれなりに日記も歌も残っています。
小町の悲劇は長生きしすぎたこと。70歳以上生きたんじゃないでしょうか。今では当たり前ですが、この当時身分の高い女性たちは部屋の中であまり動かない生活を送っていたので不健康。30代ぐらいで、亡くなっていたようです。「源氏物語」では年下の女性たちが先に亡くなっていますよね。
小町は若い時はもてはやされましたが、決まった夫を持たなかったために最後は落ちぶれて辛うじてあばら家に住んでいたようです。それでも彼女はしたたかに生き抜きました。

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統一教会を日本に引き入れた自民党の大罪

2022年11月17日 | Weblog

本格的に寒くなってきました。二重カーテンにして暖房器具をだそうとしましたが、二重カーテンに手間取って器具をだすのはくたびれてしまってやめました。年を取ると何事もさっさとできなくなります。
生活の知恵。電子レンジは600ワットで温めると温めむらが少なくなるそうです。電気代は変わらないとか。
「カルチャー講座」より。
私はカルチャー講座で室町時代の「おとぎ草子」を学んでいるのですが、先日は「和泉式部」。
和泉式部は歌人として、また「恋多き女」として知られていますが、果たして実像は?
また小野小町は美人として有名ですが、長生きしたためにその老醜をさらすことになりました。女性に若さと美しさだけを求める「男文化」の犠牲者?。文才があったかどうかわからないのですが、ほかに才能があ
ればこんな風には言われなかったのでしょう。

統一教会問題を一番熱心に詳しく報道しているのは日テレ。今日は2世問題。本当にこれは「人権問題」。
こんな統一教会を甘やかしてきたのは政権党である「自民党」です。しかも韓国由来の日本を侮る団体を「反共」だからと言って日本に取り入れたのは安倍晋三の祖父岸信介なのだからあきれます。山口県民は今度こそ安倍・岸一族を政界から追放する使命をになっているのです。
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宮沢賢治の作品はなぜこうも人々を惹きつけるのか

2022年11月13日 | Weblog
昨日はカルチャーの「宮沢賢治と小川未明」の講座に出かけた。
以前にも書いたと思うがが宮沢賢治と小川未明はほぼ同時期の文学活動を始めたが、賢治は37歳で亡くなり、未明は79歳まで生きた。
賢治は岩手県の花巻、未明は新潟県の高田、現在の上越市の生まれ。
賢治が山と森の作家だとするなら、未明は海、それも日本海の冬の荒海のとどろきを聴いて成長したという気がする。
二人が活動を始めた昭和初期は大正デモクラシーの花が開いた時期でもあった。まだ暗い軍国主義の時代が広がるほんの手前で、自由主義や社会主義を背景にした文化活動が盛んだった。
未明はプロレタリア文学的傾向の作品を書いていた。必ずしも童話というわけではなかった。
賢治のほうは「国柱会」という仏教の布教活動のために上京していたが、「あなたは実際の布教より文章を書く方が向いている」と言われ、そこから作品を書くようになったという。
しかし賢治は妹が結核を発病し床に就いたことから花巻に帰る。危篤の妹のためにあめゆきをお椀に入れて、妹の枕元に持っていってやる「永訣の朝」という詩は私が中学生の時国語の教科書にあった。
8歳年下の弟清六によると、兄は立ち居振る舞い、例えば皆で食卓を囲む時にも実にひっそりとしていて、年が離れていることもあって弟をいじめるようなこともなかったという。
賢治の作品はいまだに多くの人を引き付けている。その理由は?と思うが、こうだということは私にははっきり言えない。
一方未明の方は「赤い蝋燭と人魚」というアンデルセンの「人魚姫」を想起させる作品が知られているが、それ以外は忘れられているような気もする。
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アメリカ中間選挙で考える

2022年11月09日 | Weblog
テレビはアメリカ中間選挙一色。私には共和党の支持者も候補もほぼいかれているように見える。
中絶反対と言いながら自分のパートナーには中絶を強要したという疑惑を持たれている候補もいる。
そんな候補に政治を託すことができますか?
日本の政権与党である自公も相当ひどいですが、日本はなんでもアメリカの後追いをしているように見える。
自分たちの政治を取り戻すのは私たち日本国民の課題である。
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紅葉真っ盛り

2022年11月07日 | Weblog
近所のお寺の楓が見事です。
いよいよ秋が深まってきました。どうもこのパソコンに慣れなくて投稿に失敗ばかり。
パソコンショップで教わったのですが、家で開けると失敗します。老化が進みます。今日はここまで。
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