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木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

40年超原発稼働のウソとごまかし

2021年04月30日 | Weblog

40年超原発再稼働へ。福井県杉本知事同意、関電3基来月にも(4月29日信毎)。
知事だけで決めるな!県民は命まで知事に預けてはいない。増してや原発はいったん事故が起きれば県を超えて放射能は拡散していく。

福島原発事故による汚染水の海洋放出も東電と政府は進めようとしている。
原子力市民委員会座長代理の満田夏花(みつたかんな)さんが政府と東電の「うそと印象操作」として「週刊金曜日」5月7日号に投稿している。
汚染水ではなく処理水だというが、トリチウム以外の放射性物質について二次処理して基準以下にするというがそれはこれからの話。二次処理しても放射性物質は残留しその総量は不明である。
タンクを置く敷地が足りない。デブリを取り出す前提になっているが、格納容器に入っているデブリ取り出しは極めて困難。すでに使っていない旧型タンクを解体して片付ければその跡地に約2年分のスペースが確保できるともいわれそちらを考えるべき。
海洋放出以外にないというが、原子力市民委員会座長の大島堅一龍谷大教授は海洋放出や大気放出ではなく「大型タンク貯留案」と「モルタル固化処分案」を提案している。
トリチウムは健康に影響がないと言うがそんなことは言い切れない。ドイツ政府の実施した調査では原子力施設周辺の子供達の白血病が増加していることに関して生物への放射線影響の専門家であるイアン・フェアリー氏は仮説としながらも原因がトリチウム放出にある可能性を指摘している。
風評被害と言うが放射性物質を環境中に拡散することの影響は大なり小なり存在する。風評被害で片づけることは他者に責任を転嫁することになり懸念を指摘する人の口を封じることでもある。

真摯な協議が必要で拙速や強行は許されることではない。
大島教授は日本全体の発電量に占める原発の割合は今やわずかで原発に依存しているわけではない。残り20年しか運転できない原発に頼るのではなく速やかに再生可能エネルギーへの転換を目ざすべきとしている。

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政治は国民の要求で決まるもの

2021年04月28日 | Weblog

衆参3選挙全敗の自民党。
広島だけは何とか勝てるのではと考えていたらしい。広島は保守王国と言うのだが「何で」と思っていたら、かつての池田勇人、宮澤喜一と言ったいわば自民党の良質部分の伝統があるからだという。
しかし小泉純一郎から始まった新自由主義構造改革で自民党は変質していく。
小選挙区比例制度の選挙制度のもと選ばれた議員のたちの悪さは目を覆うばかり。
安倍・麻生などという世襲でなければ絶対国会議員になれない人物が首相の座につく。これで国民に支持されていると考えるほうがどうかしている。
自民党本部からの1億5000万円の金を配って選挙を制した河合夫妻の後を継ぐ選挙で勝てるかもしれないと思うなど選挙民をなめている。
公明党も悪しき自民とくっついている間に存在感を全く失った。創価学会員も胸を張って「平和と福祉の党」と言えないでしょう。何度も言うが公明党は解散すべき。
マスコミは負け惜しみに野党の存在感の無さが自民党を助けているというが、既存の政党の枠組みだけで考えてはいけない。
今回連合という労働者の側に立つふりをしている組織の悪質さも際立った。長野補選でも原発廃止とアメリカとの軍事同盟を見直すべきという当然の野党協定に文句をつけて来た。こんな組織は労働者の組織ではない。

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次期総理の仕事は一番に学術会議全員任命だ

2021年04月25日 | Weblog

私は鳥を知らない。
植物も知らなかったが、最近庭の仕事をよくするようになり少し覚えた。
我が家には花木が多いので鳥が花の蜜を吸いにあるいは休憩のためにやってくる。いい声で鳴いてくれるのだが何の鳥なのかわからない。
私がその姿、声でわかるのはカラス、雀、つばめ、土鳩ぐらいなもの。ウグイス、カッコウは声はわかるが姿を見たことがない。
ギャーギャーと鳴き声が汚い鳥がよくやって来るが名前がわからなかったが、近所の人に「あれはヒヨドリ」と教えてもらった。
近所の新しい住宅にやって来た少年が「野鳥少年」である。親に買ってもらった観察用の双眼鏡を肩にかけて自転車でやって来る。彼に聞けば教えてくれるだろう。
子供時代に自分の好きなことを見つけられるのは幸せなことだ。しかも双眼鏡を買ってもらえる境遇だ。
この間テレビで植物の生態についての番組をやっていた。花は花粉を運んでもらいたいので鳥や虫が吸いやすいように上ではなく横向きに花弁を付けるという。今日、鳥が椿の花の蜜を吸っているのを見た。

コロナ禍のために遠景に退いている感があるが、菅による「学術会員拒否」はそのままだ。
今日25日付の信毎は社説で「任命拒否、首相は撤回」と言っている。
菅は直ちに辞任すべきだが、次の総理がまず一番にやることは会員任命拒否を撤回することだ。

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コロナ禍は新自由主義駆逐の先兵となった

2021年04月23日 | Weblog

大阪医療崩壊。
人工呼吸器が必要な患者に行き届かない。信濃毎日新聞が18日付けで報じている。
この惨状の元凶は「維新」という政治勢力だ。
橋下徹という詐欺師弁護士がその弁舌で大阪を変えようと叫び、大阪の公共財を切り捨ててきた。公立病院しかり、看護学校しかり。文楽などの伝統文化も切り捨てにかかった。
大阪の府市民はそれまでの役所と労組と未解放解放同盟の癒着に怒りを持っていたから橋下の言い分にうなづくものがあった。
しかし橋下は切り捨ててはいけないものまで容赦なく切り捨ててしまった。いわゆる新自由主義という公共の切り捨ててである。松井、吉村はその橋下の言わば子分である。
小泉純一郎が竹中平蔵と組んで進めた新自由主義的構造改革は日本を崩壊させたが、大阪は橋下というキャラクターのもと最も新自由主義的切り捨てが極まった自治体になった。
その
総仕上げが「大阪都構想」だが、すでに切り捨ての実害を受けていた大阪市民は辛うじてこれを阻止した。この構想に反対したのは政党では何と自民党と共産党で、これがタッグを組んだという珍しい例である。
しかしコロナという魔物がこの「新自由主義」というハゲタカの正体を暴露する結果になった。
橋下はまだ偉そうにフジテレビなどの右翼メディアに登場しているが、彼は追放されるべき人物である。
維新=新自由主義は大阪からそして日本から追放されるべき存在だ。

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補選は野党完勝で

2021年04月21日 | Weblog

昨日は参院長野県区補選の期日前投票をしてきた。
新聞の投書に期日前投票に行ったところ理由を書かされたとあって、「あれ、そうだったけ?」と思った。
支所で投票したのだが、そんなことはなくすぐ投票できた。各選管によってやり方が違うのか?
だいたい支所は狭いのでそんなことする場所がない。
投票率アップを勧めているのだからそんな余計なことさせる必要はない。投票は権利なのだからそんなことを問う方がおかしい。
補選は野党がすべて勝利すればいい。でたらめな菅政権を一刻も早く追い詰めなくてはコロナは終息しない。
オリンピックもできっこないのだから中止を宣言させるべき。

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過去の人物を無批判に賞賛するべきではない

2021年04月18日 | Weblog

昨日、今日と天気が悪く気温も低い。
そんな中、松代にある「横田家住宅」という江戸時代のたたずまいをほぼそのままのこしている長野市の文化財に指定されている建物の耐震補強が成ったというので見学に出かけた。
建物の近くで急いでいたわけでもないのにアスファルト舗装の凸凹に引っかかって転んでしまった。
そういう年齢になってしまった。幸い普段体操をしているので変な転び方はしなくて骨折やひびが入るということはなかった。歩き方には気を付けてはいたが、ふっと気が抜けることはある。
そういう経験をして建物に入ると昔の建物は老人にやさしくはできていない。段差は高いし、二階もあるがすっと上がれない。その割に天井は低い。
最も江戸時代の平均寿命は50歳から60歳代ぐらい。70歳以上生きる人はそんなに多くない。これでよかったのだろう。
横田家は中級武士の家格だが、明治以降は秀才を輩出したことで知られる。
横田英という明治初期の製糸工女として群馬県富岡の官営工場で製糸技術を学び帰国後松代や長野で製糸の繰糸技術を指導し、のちに「富岡日記」を残した女性もこの横田家のむすめである。
そして英の弟たちは東京に出て苦学の末、官僚として出世する。
横田秀雄は大審院院長(最高裁長官)、弟の小松謙二郎は鉄道大臣という出世ぶりだ。
松代ではそのことを誇らしく語るが、裁判所は国の政策にお墨付きを与える役所で、今の最高裁の判断をみると民を抑圧する装置でしかないことを頭に置くべきだ。
明治末の「大逆事件」の死刑判決は横田が直接関わったわけではないが、大審院と言う役所がどういう役割を果たす場かと言うことは横田も認識していたはずである。

 

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近隣諸国に身勝手な日本を変えたい

2021年04月16日 | Weblog

菅はコロナ対策から逃亡しアメリカ詣で。
アメリカの占領から70年以上も経つのにいつまでこんなことを続けるのか。下駄の雪のごとくアメリカの言いなりになっていてよい時代はとっくに終わっているのに。自民党はそこから抜け出せない古い党。
古くてもいいものはいいはずだが、アメリカは軍事国家。よその国に戦争を吹っかけてはそれで儲けて来た国。
アフガンから米軍を引き揚げる決断をしたようだが、この20年アフガンをいいように破壊して来た。
イラクに乗り込んでいいように破壊して来たのもアメリカ。そのアメリカの召使を日本は何時まで続けるのか。
日本国民はそんなこと望んでいない。
中国の脅威、中国の脅威とマスコミは騒ぐが、何度でもいうが中国大陸に侵略して中国の国土と人民を傷つけたのは日本の方です。
沖縄の米軍はアメリカに帰るべき。日本の国土で米軍の訓練をするな!
日本は中国や朝鮮と敵対するのではなく外交をしろ!
そういうまともな政権を日本国民は作らなくてはいけない。

原発の汚染水を朝鮮に断りもなしに海に放出することを閣議で決定するなど韓国が怒るのも無理はない。
全く自分の国ながら「身勝手の極み」。これを生きている内に代えたい。

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もう一度北海道旅行を楽しみたい

2021年04月14日 | Weblog

今日は風が吹いて寒い。外へ出る気がしなかった。水仙が盛んだが盛りは過ぎた。
これからはツツジとかハナミズキだが、我が家のハナミズキが枯れてしまった。道沿いにあったので、融雪剤のせいかなと疑っている。
私は一人暮らしなので早朝の雪かきはしない。向かいの家は家族がいて、しかも男手がある。家の向かいの雪に融雪剤をまいたのではと疑っている。見たわけではないが、そこの部分だけ生け垣も枯れている。
その日のうちに雪かきをすれば凍ってすべるようなことはない。
私はマイペースな人間なので競争のように早朝から雪かきなどしない。それに我が家は広いので表の道路に出るまでの雪かきがある。
というわけでハナミズキは楽しめないが、また少し引っ込んだところに苗を植えてみようかなとは思っている。
その他雪柳、ハナズオウ等亡き母が花木をいろいろ植えた名残が春先楽しめる。
一方雑草の勢いが盛んになるのはこれから。草取りが追い付かないので草花は植えない。

今は旅が楽しめないが、人生最後の時期にもう一度行ってみたいのは北海道。駆け足旅行はしたことがあるけれど今度はもう一度自分のペースで回ってみたい。

 

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大企業、富裕層優遇の政治体制を打破しなくては日本は終わりです

2021年04月12日 | Weblog

今日は新聞休刊日。テレビを多く見る。
話題はワクチン接種の優先順位。医療従事者や介護従事者、その他エッセンシャルワークの人から接種してもらうのがいいのでしょう。6月頃には希望する人は打てるようになるとのこと。私などそれを待ちます。書類は届きました。

オリンピックの聖火リレーは始まっていますが、外国からは選手は来ないでしょう。それでもやるというのなら国内大会になりますね。
ただ近隣アジア諸国は来るんじゃないでしょうか。中国・韓国など。
中国は北京冬季が控えていますから来るでしょう。韓国は北朝鮮が参加しないと決めたのがちょっと・・・ですが、お金を出すんじゃないかと言われています。

ソウル・釜山2大都市で与党市長選敗北
韓国は左派と保守派がこうして政権交代を重ねていくと思います。日本よりよほど健全。はっきりしているのは北朝鮮敵視の軍事独裁政権の流れは終わったということ。パク・クネの失脚がその象徴。
日本は明治維新以来天皇制軍国主義が牛耳っています。敗戦後はアメリカの従属国として。
その意味で「民主国家」とは言えない。でも少しづつですが真の民主国を目ざして牛歩の歩みをするしかない。
それにしても小選挙区制度は廃止しなくてはいけない。少数政党が育ちません。選挙費用の高さも問題。
とにかく財界重視の自民党一党支配を打破しなくては日本はよくなりません。

 

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反共の労働組合って労働組合ですか?

2021年04月10日 | Weblog

今は桃の受粉の季節。
ここ二、三日はやや寒いが桃の花は満開だ。私は農家じゃないので知らなかったが、この時期桃農家は実になる花だけを残し受粉作業をする。かつては蜂とかが受粉作業を担ってくれたが、今は蜂にもあまりお目にかかれない。それに品種改良により甘くて日持ちのする桃を作るには人工授粉が必須だ。こうした農家の苦労を消費者はもっと知るべき。

長野県
では羽田雄一郎参議院議員のコロナ死により補選が行われる。自民党から小松裕氏、立憲民主党から雄一郎氏の弟次郎氏が立候補。もう一人NHKに受信料を払わなくて何とやらの神谷氏が立候補している。
世襲には賛成できないが、今回は突然のことで兄に代わって立候補と言うのも仕方ないか。
自民候補の小松氏は医師。本人は特に問題ある人物ではなさそうだが、菅や二階や麻生、安倍の仲間だからどうしようもない。
元々医師会というのは農協と並んで自民党の強固な支持母体だ。
羽田氏には共産党、社民党、国民民主も支持ということになっているが、不可解なのは国民民主である。
連合という労働組合の大本が共産党の支持に難色を示しているという。
一体この組織は何なんだと思う。反共の労働組合って労働組合ですか?

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