木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

横柄なじじいはこの世にいらない

2022年06月30日 | Weblog

昨日久しぶりに松代のガイドをした。
小学4年生。先生が社会専攻で何度も来ているのだろう、説明をしていたので私は邪魔しないようにそばに立っていただけ。
「文武学校」という江戸時代の藩校のガイドだったけど、弓道場に横柄なじじいがいてこれがちょっと不愉快だったけど。
誰もが見学できる施設なのに何を勘違いしているのか「早く出てけ」と言わんばかり。「あんたのものじゃないでしょ」と言いたかったけど、子供たちがいるので我慢した。血の気の多い人ならけんかになっているところ。
じじいは嫌い。むこうはばばあは嫌いと思っているだろうが、こんなじじいは若い人も嫌いでしょう。
ついでに言うなら政界に巣食う自民党のじじいはさらに嫌い。この世から消えればいいのにと思うぐらい。
それでもばばあは炊事したり洗濯したり掃除したり家事は自分でやるのでまだ世の中にいてもいい。それもしないじじいはいらない。

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中国や朝鮮とは友好をそれが日本の行く道

2022年06月28日 | Weblog

米軍機轟音長野県会国に意見書(全会一致・6月25日信毎)
我が物顔の在日米軍。米軍は日本のためにいるんじゃない。自国のためにいる。中国に対する威嚇のためだ。
このところ長野県佐久地方を中心に米軍機の訓練による轟音が続いている。このことに関して政府が米軍に物申している気配がまるでない。「米国の奴隷国家日本」。韓国にもドイツにも米軍は駐留しているが、不都合なことがあればちゃんと米軍に言っている。
こんな自公政権を支持する人の気が知れない。
長野県は山岳県なので訓練にはまことに格好の地形だ。日本政府が何も言わないものだから米軍は好き勝手。いじめだって相手が反撃しないと分かればますますエスカレートするものだ。何度でも言うが中国の脅威だの、北朝鮮の攻撃だのというが、かつて攻めていったり植民地にしたのは日本の方。そうした経験から中国や朝鮮が日本を警戒するのは仕方ないでしょう。
アメリカは覇権を中国に奪われないために日本を利用している。中国や朝鮮と敵対するのではなく友好の道を進むのが日本の行く道だと私は思う。

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消費税は悪魔の税(参院選の争点)

2022年06月26日 | Weblog

急に暑くなって服装選びがおいつかない。
参院選が始まった。野党は一斉に「消費税」の廃止や減税を主張している。
消費税ほど庶民や中間層を苦しめる税はない。このことに国民はもっと気付くべき。
「税は富める者から取るのが原則」。富める者も公共インフラの恩恵を受けているのだから自分の収入から税金を出すのは当然。欧米では「ノーブレスオブリュージュ(高貴なる者の義務)」という考え方がある。
最近は新自由主義とやらの跋扈で税逃れを恥とも思わない金持ちが増えたが。何度も言うが金持ちも経済が回らなければやがて行き詰る。「守銭奴」はだめなのだ。
党首討論を聴いた。最初はテレビ朝日の大越キャスターの司会。やたら時間を気にしてせかす最低の進行。
続いてTBSのニュース23。テレビ朝日の進行を見てからか知らないが、星キャスターは党首達をせかすことはしなかった。こちらの方が一枚上手だ。
識者と言われるいわゆるテレビに呼ばれるような人たちは野党の消費税廃止ないしは減税に否定的だったが、消費税は大企業を潤すだけの税だからこの者たちは間違っている。政権側の人間だろう。信用しない方がいい。

この夏電力がひっ迫するという。突然そんなことを言い出すのが怪しい。原発を動かしたいという陰謀だと思う。
電力を一番使うのは企業なのだから一般の家庭に要請するよりこうした企業に時差操業を要請すればいい。そちらが先だ。
それにしてもこうしたニュースを伝える側がシャツにスーツにネクタイってどういう神経してるんだ。沖縄のようにかりゆしで出てくればいいのだ。女性陣は袖の短い、首の空いたファッションをしているのだから。スタジオの温度設定はどうなっているんだ。



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農村集落も孤立して暮らしている

2022年06月13日 | Weblog

菩提寺の通信を配る。
自分の住む集落の檀家がどこかはわかる。さて隣の村の責任者の家がどこなのかもっと簡単にわかると思っていたら、これがそうじゃなかった。簡単な住宅地図に沿って探すがわからない。そこで在宅している人に声をかけて聞いてみるもこの人たちがその家の住人の名前を知らないのだ。
都会だと隣人のことを知らないというのはよくある話だと思っていたが、これが伝統的な農村集落でも代が変わると知らないのだ。思った以上に時間がかかってしまった。暑かったので途中でやめて帰ってきた。
現代は自分の家族と職場と学校以外のことには関心を持たず暮らしているのだと改めて感じた。
いい悪いではなくそうしてみんな暮らしているし、そう暮らせるのだ。
ところがいったん災害などになるとこのために取り残してしまうというようなことがあって、「これじゃいけない」ということになって、隣近所の「防災マップ」はできたのだが・・・。
「あそこの家には子供が何人いてどこの学校に行っていて、その後就職したか、結婚したか」というような話を近所でしたりというようなことは「プライバシーの侵害」だというのでみなしなくなった。

それでいいのだが、隣村に配りものなんて言うときには困ってしまう。そう何度でもあることではないが。
そして家の建て方も昔はあった縁側というものがない。家には上がらなくてもちょっとした話をする場としての縁側。話をするしないは別としてちょっとした空間の余裕は家には必要だと思う。

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基本的な日常生活のことは自分で

2022年06月09日 | Weblog

特殊詐欺の被害が5743億円
私は子供がいないので息子や娘をかたる詐欺には引っかからないし、儲け話には興味がない。健康に関するものもまずかかりつけの医師に相談するからこれもない。
だがもう少し年を取って判断力がさらに鈍ればどうなるかはわからない。他人のことを「馬鹿だなー」と嘲笑ってる場合じゃなくなるかもしれない。
だいたいみんな「欲が深い」。70過ぎれば立派な老後なのに「老後が心配」ていったい何歳まで生きるつもりなんだと思うけど。
私は国民に一律に配られた10万円の給付金はNPO等に寄付しました。もちろん事情は人それぞれです。私は特に必要なかったのでそうしました。日常生活が送れればそれで充分です。

日銀黒田総裁「値上げ許容発言」で批判受ける。
こんな人最初からだめでしょう。自分で日常の買い物もしない、家事もしない、こういう人は何をするにもダメです。
「人は生きるための身の回りのこと、炊事、洗濯、掃除を人任せにしていては半人前の子供と一緒」。
黒田総裁に限りません。男女を問わずです。現代はこうした家事は昔に比べたらはるかに楽です。デスクの前で理屈を言う前に体を動かせと言いたい。周囲も甘やかして先回りしてお茶など淹れる必要はない。飲みたかったら自分で淹れろ。

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昔特高、今入管

2022年06月06日 | Weblog

映画『わが青春尽きるとも』ー伊藤千代子の生涯ーを見る。
この人のことは知らなかった。諏訪の出身で作家の平林たい子とは諏訪高女で同級だった。
歌人の土屋文明の教え子でもあった。幼いころ父母を亡くし、叔父・叔母夫婦の養女として育つ。
女学校卒業後、尋常高等小学校の教師になるも向学心に燃え、東京女子大に進む。叔父夫婦は学費を出してくれた。当時の娘たちが今でいう小学校を出た12,3歳位で製糸工場や女中奉公に出る中恵まれた少女時代である。
この東京女子大で社会科学のサークルでマルクス主義に出会う。現在の東京女子大のイメージとは違うが、この時代高等教育を受ける環境に恵まれた青年達から社会主義・共産主義は広がったのである。活動の中で千代子は浅野晃という青年と出会い結婚。
しかし時代はこうした無産主義運動を許さず、天皇制軍国主義の流れの中で千代子も「治安維持法」で逮捕されてしまう。映画は刑務所での千代子の戦いを中心に進む。同じような状況で逮捕・収監されている女子活動家のリーダー的存在として同志と励ましあいながら理不尽な特高の仕打ちに耐える千代子が描かれる。
この女子刑務所の様子が描かれるところがこの映画の特色だ。
女性たちは耐えるが、男達は陥落していく。自分を導いてくれた夫の浅野も陥落する。大体男たちは出産をするための身体を持っている女性より「血と痛みに弱い」。
夫浅野の転向はショックだったがそれでも千代子は思想を曲げない。しかし体は弱り、瀕死で病院に運ばれるがそこで命尽きる。
敗戦で特高は廃止されたが、それを思想的に引き継いでいるのが公安警察である。あからさまな拷問などはしないが、長時間の取り調べで自白に追い込む手口はいまだに警察や検察の常道である。
そして肉体的に罪なき人を苦しめているのが今は入国管理局だ。


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鯛は頭からくさる。安倍元総理を起訴せよ

2022年06月03日 | Weblog

屋根の修理終了。
やっと家の周囲の鉄骨がとりはずされさっぱりした。
これでこれからの梅雨の時期安心。ちなみに梅雨とは言うがこれは旧暦なので、旧暦は新暦より一か月半ぐらい後にずれるので、今の時期は暑くなく寒くなく湿度も低くて一番いい季節。6月とはいえいわゆる梅雨ではありません。ほんとの梅雨は7月にはいってから。豪雨災害が起こるのは7月の下旬。
国税職員ら給付金詐取の疑い。テレビや新聞のニュースが大きく取り上げています。
「鯛は頭から腐る」と言います。政権を握る自民党がでたらめだから役人も民間も安心して悪行に励むのです。
でたらめは小泉政権から始まっていますが、安倍・麻生・菅で極まりました。国税職員だけ責めてもだめです。安倍の「桜見る会」の公金を使っての所業を「不起訴」にしているようではこうした不祥事は続きます。「公金横領・公権力乱用」で安倍を起訴しなければ終わりません。

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切実な魂の叫び『ボヴァリー夫人』

2022年06月01日 | Weblog

「土地はだれのものか」
法政大学名誉教授で弁護士でもある五十嵐敬喜氏の著書読了。

人口減少時代の所有と利用という副題がついている。
放置された土地と家屋が荒れ放題になっているのは地方だけとは限らない。これからは大都市周辺に高度経済成長以降建てられた集合住宅や分譲住宅も例外ではなくなる。
減築をしてリノベーションするということも始まってはいるが、そこに立ちはだかるのが私的所有の壁である。そこで五十嵐氏が提案するのが「土地の総有」。公有でもなく私有でもなく総有。そこに住んでいる人たちが知恵をしぼって土地の活用のあり方を考える。住民自治の考え方だ。
元々土地とはそういうものだ。欧米などはそうした考え方に近い。
都市圏ではちまちました戸別住宅やマンションの部屋を私有するのではなく総有。だから基本貸家の考え方。戦後政府が勧めた「持ち家政策」の転換だ。こういう考え方だと自分が住まなくなった後のことや財産管理をしなくて済む。これらは住宅管理会社に任せる。
地方の山村などはこういうわけにはいかないからそれこそ農協や地方自治体などがかかわることになるだろうが。

『ボヴァリー夫人』既婚女性の恋愛。
この有名な小説を私はまだ読んでいなかった。中村真一郎というかなり前の作家が激賞していたので今のうちに読んでおこうと思ったのだ。文庫だが新版なので文字も大きく読みやすい。
まだ前半だが、シャルルという開業医の妻エンマは善良だがやや愚鈍な夫に飽き足らず、若いレオンに惹かれる。レオンもまたエンマに惹かれる。
よくあるストーリーだが作者フローベールの細密な心理描写が冴えていて読ませる。
フローベールは病弱で仕事に就けないでいたのだが、こんな小説を書いたのだからこれでよかったのだろう。
暇な既婚女性の遊びではなく、飢えた魂の必然として読むべき。

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