東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

腹八分は全てに通じる

2010-02-23 | 経営の気づき
入院して絶食が8日間続いて後の私の食事は、いつも腹八分である。満腹にはしない。多分、この習慣は、生涯続くであろう。何しろ、全てが良くなるのだから。

例えば、腹八分なので、食事を終えた瞬間に、もう次の食事が楽しみである。昼食を終えたすぐ後なのに、もう、夕食が待ち遠しい。とにかく、味も格別である。なんでもない普通のものでも、美味しいことこの上ない。このような食生活だから、ウェストは細り、メタボは解消した。血圧も見事に下がった。

以前に、享保時代の古い書物「町人ぶくろ」に書かれた言葉をご紹介した。
盈(みつる)はおごりとなり、おごりは万悪の基となる。欲を薄うして、盈ことなからしむ。
これは商売の基本を示した言葉であるが、まさに食生活にも通じるし、生活や経営、全てにに通じると考えるが如何であろう。

今、トヨタの車のりコールが様々な国で問われているが、要するに、トヨタも、シェアを広げすぎたのである。もう少し欲を抑えて、他社のことまで気遣っていれば、問題拡大につながらなかったのであろう。何事もほどほどに・・・である。


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