東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

市場調査の疑問

2009-07-01 | 経営の気づき
私の事務所の仕事の中で、時々、市場調査を依頼されることがあります。今の消費者が何を求めているか調べて欲しいというものですが、私は、クライアントに対して、商売に反すると知りながらもつい次のようなことを話してしまいます。

実は、消費者動向を把握しようとして行う「消費者アンケート調査」には限界があり、「現状を知るまでにしか至らず、次の一歩を決める資料提供はしてくれない」。むしろ、次にどのような商品・サービスを開発すべきかは、消費者に尋ねるよりも時代トレンドを熟知した感性の高い専門家の意見(私もそのうちの一人だが、私のブレーンに適任者がいる)を参考にすべきです。

(私のこの一言が、自らの商売の幅を狭めているかもしれないのですが、でも、真実は伝えたいですよね・・・良心を持って仕事をしていれば、いずれ良いこともあると信じて・・・)


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2 コメント

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Unknown (ベビーリーフ)
2009-07-01 10:39:00
そうですね、消費者の動向を知ってからでは、もう遅い!
そうです、今はより高度より専門より斬新!がキーワードと思います、
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そうです (ken)
2009-07-01 14:38:08
調査して動向を把握することよりも、誰も思いつかない斬新性でしょうね。
あっ、これで自分の首を絞めちゃった。
市場調査の仕事が減るかなぁ。
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