東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

頼まれ事の上手な断り方

2013-12-21 | 雑談
相手の依頼を角が立たないように上手に断るにはどうすればいいだろうか。これは、相手側の立場になって考えるとよく分かる。まず、断られた相手が苛立ちを覚えるのは次のようなときだということを理解しておこう。

「無理なのか引き受けてくれるのかはっきりしない」「断られた理由がわからない」「申し訳ない気持ちが伝わってこない」以上の三つが下手な断り方なので、この逆を行えばよい。したがって、「無理ならはっきり断る」「納得いく理由を説明する」「謝る」の三つの要素を必ず入れなければならない。次に、例をあげてみよう。

相手 「今週の土曜日飲みに行こうか」
あなた「ごめん、土曜日はちょっと無理だな。どうしても見たいビデオが溜まってて無理なんだよ」 ←謝まって、はっきり断り、断りの理由を話す
相手 「ビデオくらいいつでも見れるじゃないか」
あなた「楽しみにしていたビデオなので、休みの日にゆっくり見たいんだ。本当にゴメン」
相手 「仕方ないなぁ」
あなた「その代り来週行こう。おいしい店も探しとくからさ」 ←別の提案をして埋め合わせる

できるビジネスマンは、次に備えて絶対に禍根を残さないようにしなければいけない。


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2 コメント

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ギブアンドテイク手法 (パイカジまっちゃん)
2013-12-22 07:15:20
埋め合わせと言えるべき、いい方法を今日の東矢先生のブログでは、訴えていただいているような話だと思います。
当然、与えられたら与える、ギブアンドテイクの精神が大切ですね。
誘われて、断るのではなく、次の提案をする。
それによって、相手の心もしっかりと繋いでおくということになると思います。
まさに、ギブアンドテイク手法ですね。
今日の東矢先生のブログから、「ギブアンドテイク手法」という言葉を連想しました。
上手く使えると自分の心にも余裕が出来てくると思います。
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辛さを乗り越える (ken)
2013-12-22 07:37:40
親しい友人やお世話になった方の頼みごとをお断りするのは、心苦しいものです。そりときは、やはり新しい提案をさせてもらって、今までの良好な関係を維持したいものです。
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