明治維新は完了している。
大東亜戦争終了後の幾数年を経過して。
これは別の言い方をすれば、
尊皇攘夷が完了したということである。
明治維新とは尊皇攘夷であるのだから。
表向きは尊皇攘夷から開国に変わったのだが、
その実は変わっていない。
その精神は何も変わっていない。
・・・・・
もとより尊皇は古来のものである。
そして今も変わらない。
問題は攘夷である。
攘夷とは欧米白人を打ち破ることである。
これは単に白人を討つということではない。
欧米の一方的支配を破るということである。
独立自尊を求めたのである。
一国では心もとないので、隣国の協力も得てである。
しかるに隣国は頼りなし。
半島および大陸である。
大陸はむしろ足をひっぱた。
結局一人で立つことになったのである。
それが大東亜戦争である。
・・・・・
日本の為には南進するより北進の方が良かった。
さすれば敗戦は無かったかもしれない。
彼の石原莞爾もそう言っている。
しかしである。
それでは歴史は転換しない。
植民地各国は未だ植民地のままであったかもしれない。
ともかく紆余曲折の末、南進したのである。
東南アジアへの進出である。
第一に資源を求めたのだが、
同時に攘夷のための策も施した。
現地における軍隊の創設である。
日本人が支配しようとしたのではない。
それなら現地軍隊は創らない。
その地はその地の人が治めればいい、
これがもともとの精神である。
明治いらいの精神である。
何も変わっていないのである。
・・・・・
しかし道半ばで倒れた。
日本は叩きのめされて見る影もない。
再び植民地支配に戻るのか、
と思われたが、
各国が立ち上がった。
戦争で疲弊していた欧米各国にはもはや対抗できなかった。
結果、次々と独立していった。
東南アジアだけでなく、
広くアジア・アフリカも。
ここに明治維新が完了したのである。
大東亜戦争終了後の幾数年を経過して。
これは別の言い方をすれば、
尊皇攘夷が完了したということである。
明治維新とは尊皇攘夷であるのだから。
表向きは尊皇攘夷から開国に変わったのだが、
その実は変わっていない。
その精神は何も変わっていない。
・・・・・
もとより尊皇は古来のものである。
そして今も変わらない。
問題は攘夷である。
攘夷とは欧米白人を打ち破ることである。
これは単に白人を討つということではない。
欧米の一方的支配を破るということである。
独立自尊を求めたのである。
一国では心もとないので、隣国の協力も得てである。
しかるに隣国は頼りなし。
半島および大陸である。
大陸はむしろ足をひっぱた。
結局一人で立つことになったのである。
それが大東亜戦争である。
・・・・・
日本の為には南進するより北進の方が良かった。
さすれば敗戦は無かったかもしれない。
彼の石原莞爾もそう言っている。
しかしである。
それでは歴史は転換しない。
植民地各国は未だ植民地のままであったかもしれない。
ともかく紆余曲折の末、南進したのである。
東南アジアへの進出である。
第一に資源を求めたのだが、
同時に攘夷のための策も施した。
現地における軍隊の創設である。
日本人が支配しようとしたのではない。
それなら現地軍隊は創らない。
その地はその地の人が治めればいい、
これがもともとの精神である。
明治いらいの精神である。
何も変わっていないのである。
・・・・・
しかし道半ばで倒れた。
日本は叩きのめされて見る影もない。
再び植民地支配に戻るのか、
と思われたが、
各国が立ち上がった。
戦争で疲弊していた欧米各国にはもはや対抗できなかった。
結果、次々と独立していった。
東南アジアだけでなく、
広くアジア・アフリカも。
ここに明治維新が完了したのである。
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