掃除の事を書いている本がある。
時々見かける。
読んだことはない。
でも、なにが書かれているか大体分かる。
勝手な思い込みであるが。
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人の体は細胞でできている。
その細胞は数か月ですべて入れ替わるという。
新しい細胞が常に造られており、
同時に古くなった細胞は排出される。
それが存在するということであり、
生きるということである。
古い細胞が排出されるとは、
言い換えれば、
掃除されるということである。
体の中は常に掃除されていると言える。
誰かが言った。
どうせ汚れるから掃除などしても意味がないと。
この論がおかしいのは言うまでもない。
これは破綻、破滅の論である。
神経質なほどのきれい好きである必要はないが、
汚れたら掃除する、
掃除しても時がたつと汚れる、
そしたら又掃除する。
その繰り返しが存在するということ、
生きるということである。
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掃除をするとは生きることである。
掃除道とはそのことを言っているのだと思う。
日本人はなべてきれい好きである。
汚いのが平気な人、道に塵を捨てて平気な人は日本人ではない。
日本人ではあっても、心は中国人である。
真っ当な中国の皆様、
変な例えをしてごめんなさい。