甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

本当に 暑さ寒さも 彼岸まで? いつまで続く 厳しい残暑

2020-09-03 11:34:52 | Weblog
    キツネノカミソリが早く咲いた

 毎年、8月に入る頃から、キツネノカミソリというオレンジ色の彼岸花に似た花が裏の栗山に咲くのだが、今年は長かった梅雨のせいなのか?植物にも気候変動の影響も出てきて当然なのかもしれない、キツネノカミソリが例年よりも2週間ほど早く7月の中旬くらいから咲き出した。

「お盆を過ぎたら風が変わる」と自分自身に言い聞かせながらお盆前の一番厳しい季節を凌いできた。例年お盆の期間に一度雨が降って、確かにお盆が明けると、吹く風の暑さが少し和らいでいた。しかし今年は逆で、お盆が明けてから連日の猛暑、熱帯夜に悲鳴を上げている。今じゃ、9月に入ったら、あと2週間したら凌ぎやすくなると慰めながら、一日一生の日々を過ごしている。救いは太陽が少し早く落ちるようになったから、その分だけは確かに風は変わってきているのだが、日中は暑い。

 8月12日の突然の雷雨。天気予報通り。それにしても稲光がすごかった。ニュース映像で見るような天を真っ二つに割るんじゃないかと思わせるような稲光と雷鳴。よく考えてみるとあんな稲光と雷鳴を生で見たのは初めてじゃないかと思うくらい凄いものだった。

 お盆過ぎくらいから、ツバメを見なくなった。今年は、3月の末から、本当にたくさんのツバメのファミリーが来てくれた。6月後半に巣が新たに2カ所増えて、計6カ所で子育てをしていた。6月後半から巣を作っての子育てを見たのは初めてのような気がする。

 今年、最初にツバメを見た日は3月16日、初雪が降った日だった。場所は、高梁市備中町平川、標高400mくらいの高原。午前中は現場に行くのを見合わせたが、午後、天気も回復したので行ってみると屋根のブルーシートの上に雪が積もっていた。それ以上に驚いたのは、この寒い平川にツバメが来ていたという事。うちに来たのがそれから10日後だった。

 例年なら、8月の末から、9月の初め、事務所の前の電線にツバメが止まり、4カ月間過ごした我が家の記憶を再確認するかのように、名残惜しそうにしばし時間を過ごし南の空に飛び立っていくのだが、今年はもう見ることが出来ないだろう。こんな状況はうちだけなのだろか?

今年、身近な自然環境が少し早く展開しているような・・・遅かったのは梅雨明けだけ、キツネノカミソリが2週間早く咲き初めた頃から、彼岸花がいつ頃咲くかということが気になっている。どうでもいいようなことかもしれないが・・・
不思議なもので、文字通り彼岸花は彼岸の秋分の日を目指して咲いているような・・・見事なくらい違わないのだ。        
          令和2年8月28日         笹原 真二
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雨の唄、長崎は、今日も雨だ... | トップ |  山里の 何もないけど 粋... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事