甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

 彼岸過ぎ 蕗が芽を出し ツバメ来る 山裾彩る 春の山菜

2024-03-28 19:58:37 | Weblog
  季節はカレンダーで知るのじゃない。

 10日の日曜日、国道182号線沿いにある神石高原町の道の駅に、ドライブを兼ねてお袋とお餅を買いに行ったところ、春の山菜、蕗の薹と、随分早いタラの芽があった。天然ものは4月中旬辺りから特産品売り場等に並ぶのだが、タラの芽は、イガイガが無かったからハウスで育てた養殖物のようだった。

 早速、お餅はもちろん、蕗の薹とタラの芽を買って、お昼に天ぷら。先日頂いたうどんを作って食べることにした。帰りの道中、同級生、柳本益弘と、多賀浩二に電話をして、「お昼に山菜の天ぷらと、うどんを作るから来ない?」と誘った。蕗の薹と、タラの芽の天ぷら、温かいうどん、質素でなんでもないような昼食が豪華に感じる。二人とも「蕗の薹も、タラの芽も、香りとちょっとの苦みが良い。美味しい。」喜んでくれた。

 24日日曜日、金曜日から帰省していた倅の卓真に、「蕗の薹や、タラの芽の天ぷらを食べさせてやりたい。」と、お袋が言い出した。今回は成羽の特産品売り場へ。ここは昨年、コシアブラもタラの芽もたくさんあったから、来てみたのだが、やはりまだ早く、お店の人からは、「4月の中旬あたりからですね。」

 それならばと、182号線沿いの道の駅に行ったのだが、売り切れたのか、農家の人が出していなかったのか?蕗の薹もハウスのタラの芽もない。諦めて国道ではなく、山野に抜ける山の中の細い道を通って帰っていると、蕗の薹が芽を出しているではないか。そんな蕗の薹を見つけては車を止めて採りながら帰った。

 帰ってから洗って見ると、買えば2000円分くらいの量の蕗の薹が。今夜は、蕗の薹と、お袋が畑で作っている野菜の天ぷらだ。

 蕗の薹が芽を出している写真、洗ってザルに入れている写真、天ぷらの写真をライン仲間に上げる。都会に住んでいる人ほど、喜んでくれる。「季節を感じる!天ぷらで喰いてえ!」「春ですねえ!蕗の薹の天ぷら、羨ましい!」「天ぷら、美味しいにきまってる!」「自然の中にある旬の物を、頂けること、最高の贅沢ですよね。」「春が来ましたね!目にも口にも!」いいね!のスタンプ等々。

 2月中旬、静岡在住の友達が、真っ青な空と満開の河津桜の写真、菜の花満開の写真を送って来てくれた。2月に春の到来を告げてくれた。やはり花は良い。
先日から、事務所の君子蘭が咲き始めた。いよいよ春は近くなってきた。そんな写真もライン仲間に送った。すると胡蝶蘭を復活させることが出来たときれいな写真を送ってくれた人もいる。

 今年も4日ほど前から、ツバメが来てくれた。春が来たことを実感する。もうすぐ桜も満開だ。そんな写真をふるさとから離れて暮らす友達に送る。
劇団ふるさとキャラバンの歌、「季節はカレンダーで知るのじゃない」じゃないが、目と口で春を感じる。なんと幸せなことか!
   
    令和6年3月28日           笹原 真二
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