甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

突然の 強い夕立 屋根の上 成す術も無く 段取り狂う

2018-08-31 20:26:26 | Weblog
 酷暑、残暑、お見舞い申し上げます。

 7月6日の西日本豪雨の後、天気は一変。連日カンカン照りの真夏日、気温は連日35度を超え岡山でも38度と言う日が何日かあったと思う。

 晴天産業の中でも、お日様に近い屋根の上では、実際何度だったのだろうか?瓦の表面温度は軽く60度は越していたのではと思う。膝でも着こうものなら熱湯が飛び散ったのではないかと思うくらいの熱さだ。

 その日、その日が精一杯。もちろん、体力の差もあるが、私の場合、1時間10分を目安に小休止を入れて水分補給。午前中2回、午後2回の休憩。凍らせたお茶、スポーツ飲料、多い時には一日4ℓの冷たい水を飲んだ。

 冷たい水は、身体に良くないということは、よく聴く話だが、冷たい水を身体が要求しているのか?口と喉だけが冷たい水を要求しているのか?よくわからないのだが。とにかく冷たい水分がご馳走だった。

 一日が終われば、お風呂に入り終え、バスタオルを巻いたままエアコンの効いた部屋で、ソファーに座って冷たい飲み物を飲みながら、その日の仕事を無事終えることが出来たことに対し充実感に浸りながら感謝する。

 8月に入ると、一日終わるごとに、指折り数えるような気持ちで、お盆休みに入る日までを過ごした。とにかく暑かった。TVニュースでも「命に危険が及ぶ暑さです。」というフレーズがどこの局からも聞こえた。過去にこんなフレーズを聞いたことがあっただろうか?

 8月13日の夕方、夕立があった。焼けた道路からは、湯気のような水蒸気があがり、良い打ち水になるのではという儚い期待は、焼け石に水と化し、寝苦しい夜となった。結果、お盆の間中、寝苦しい夜は続いた。

 17日から仕事を再開。台風の影響なのか、心地よい風?が吹いた。お陰で、季節が少し動いたかなと感じた。23日には岡山を通過するのではないかと思われた台風20号は東に逸れて紀伊半島を直撃。夜、風の音は少ししていたが、大雨とはならなかった。

 24日から、また暑い日が続いている。今日(27日)も、ものすごく暑かった。それでもやはり、お盆前の暑さとは違う。夕方、夕立も降った。今日の打ち水は少し効いているようだ。季節が少しずつ動いている。日が落ちるのも7月に比べるとずいぶん早く落ちるようになった。あたり前のことではあるが・・・

 過去、2年間、営業ばかりで、炎天下の中での仕事は一切と言っていいほどやってこなかった。規模縮小に伴い昨年の9月21日から、毎日が現場となった。

60歳にして2年間のブランク、炎天下の仕事に耐えられるか?少しの不安と期待も交わった夏は、かつてない酷暑となった。まだ夏が終わった訳ではない。彼岸あたりまで、気を緩めることはできない暑い日が続くと思われるが、今のところ及第点ではないだろうか?・・・

 平成30年8月27日  笹原 真二
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