甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

冬の朝 一面覆う 霜柱 足先ギンギン 指先凍る 

2024-01-29 21:54:22 | Weblog
   私財40億円の偽善
 元旦に発生した能登地震、テレビニュースに上がらない日は無く、映像を見るたびに、暖房のきいた部屋から、「本当に気の毒だな、出来ることは寄付ぐらいしか無い。」と言いながら、今だ、寄付はしていない現状だ。
 
 そんな中、インターネットのニュースの中に杉良太郎さんが、能登半島で完全自腹の炊き出しをしたという記事を見つけた。
 
 以前、杉良太郎さんが、バングラデシュ、ベトナムなど東南アジアを中心に私費を投じて孤児院の学校を建設していること。その孤児の多くを養子にしていること。阪神淡路大震災、東日本大震災でも、炊き出しで被災者を支援したことも、定期的に刑務所へ慰問していることも、雑誌致知の記事に知っていた。だから、杉良太郎さんのニュースに目が止まった。
  
  以下、Newsポストセブンから抜粋
  
 御年79歳。この人の行動力には、誰も敵わない。1月19日から三日間、杉良太郎さんが、キッチンカー3台で石川県金沢市に駆けつけ、「いしかわ総合スポーツセンター」で、炊き出しを行った。寒風吹きすさぶ中で、肉うどん、カレー、炊き込みご飯、肉野菜炒め、豚汁など振る舞い、デザートの果物など提供した。
 
 SNS上では「偽善者」や「売名行為」という声も上がるが、杉は、「被災者にそんなこと言っている暇は無いんだよ。被災者にはどうでもいいこと。明日は我が身、あなたのところにも起きるんだから、みんなで協力していくしかないんだよ。」と一蹴。
 
 12年前、東日本大震災の時、宮城県石巻市へトレーラーや冷凍車など車両20台で数千人分の救援物資を大量に届けて、毎日5000食以上を炊き出しして被災者を支援した。
 
 そんな最中、「芸能人の売名」と言われた時、杉は、「ええ、売名ですよ。みなさんも、おやりになるといい。」とピシャリ。「確かに福祉は時間とお金がかかる。特にお金が無いと見栄えのいい福祉はできない。でも、お金が無い人は、時間を寄付すればいい。お金も時間も無い人は、福祉を理解して、実際に活動している人に拍手を送るだけで十分。それで、もう立派な福祉家なんです」と説いた。

 ある芸能関係者は「あり余る程のお金があると思われがちですが、実際は過去には資金集めで銀行から1億円を借りるなど、身を投げうってきた人なんです。演歌歌手の妻、伍代夏子との私生活も、いわゆるセレブ暮らしではなく、堅実な日常だと。それでも人助けを続けるのは、それが杉さんの生き様だからです。」

 あまり知られていないが、2010年、尖閣諸島問題では、中国がレアメタルの輸出を停止した際、杉がベトナム産の輸入を主導して国難を救っていた。
「知行合一」知って行わざれば、未だ是知らざるなり。知って行い合わせて一つ。せめてもの寄付、早くしなければ!   
           
                                                令和6年1月27日 笹原 真二
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