甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

競い合う 技と力の 夢舞台 涙の向こうに 北京の空が

2018-03-01 20:52:49 | Weblog
オリンピックは、やはり良い!

 オリンピックは、やはり良い!日本の選手が良い成績を獲れば尚更だ!同じ映像なのにチャンネルを変えながら何度も見てしまう。銅メダルが金メダルに変わるわけでもないのに、「良かったなあ」と。選手のインタビューも楽しみの一つだ。どんなことを話してくれるのか?・・・そんなこんなで、今回の平昌オリンピックも、つい、夜遅くまでTVを見過ぎて寝不足になってしまった。

バンクバーの頃から注目していたスピードスケートの小平奈緒が、1000mで銀メダル、500mで金メダルを獲得した。注目していた理由は、所属が相沢病院。昔からスケートの選手と言えば富士急か三協精機(現日本電産)。それが長野の病院。信州大学で指導を受けた監督(結城匡宏教授)に引き続き師事した小平奈緒。弟子と師匠のような関係を、世界で戦う長野県で生まれ育った選手を、地元長野県の相沢病院が支援する。これが新鮮だった。

前回のソチ大会当時の事を「実力が無いのに、いつの間にか力があるかのように流されてしまった。当時、ワールドカップでも1度も勝ったことがありません。実力不足でした。」「オリンピックで勝とうと思ったら、80%の力で滑っても勝てるくらいの力をつけていなければならない。」昨年から500mの国際大会では15連勝、1000mでは世界記録を更新。圧倒的な力を持って本番の500mを制した。

レース直後、母国開催という大きなプレッシャーの中、オリンピック3連覇に挑んだライバル李相花との抱擁は、満員の江陵オーバルに小平と李相花の二人だけの世界が広がったような・・・思わず目頭が熱くなった。スポーツってやはり良い!オリンピックはやはり良い!レース後の抱擁、二人揃っての会見は何度見てもまた見たいシーンだ。

フィギアスケートの宮原知子も好きな選手の一人だ。演技が終わっても、少しはにかんだ様に笑顔を見せるだけ、演技はいつも完ぺきに近い。ほとんどミスをしない。たぶん、宮原知子は120%の練習をしているからあんな演技が出来るんじゃないかと素人目に感じる。

彼女は昨年初め、左股関節を疲労骨折。それから復活してきた。そんな宮原の、SPは完ぺきだった。安藤美姫が、日本の美を表現したとべた褒めした。まるで生きた芸術を見ているように感じた。それでもSP4位。FPも完ぺきだった。終わると同時に、はにかんだような笑顔でなく、満面の笑み、両手を上げてガッツポーズ。こんな宮原知子は見たことが無かった。SP,FPとも自己ベストを更新する222.38点。それでもレベルの高い争いは、メダルに届かず4位に。彼女は「結果は悔しいけどやれることは全てやったので次につながる。」「想像以上の夢の世界。思う存分楽しめた。」「まだまだ課題はたくさんある。それを見直して次につなげたい。」

女子ジャンプでは高梨沙羅の銅メダルが決まると。その瞬間、伊藤有希が「おめでとう」と言って高梨に抱き着いて祝福した。彼女もメダルを狙える選手の一人。しかし彼女は風に恵まれず9位に終わった。ものすごく悔しいはずなのに・・・伊藤有希という選手が輝いて見えた。伊藤選手、是非、北京で日の丸を上げてください。
オリンピックは、やはり良い!

        2018年2月28日          笹原真二
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