甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

二女の卒業

2015-03-28 18:18:58 | Weblog
 あっという間の4年間が過ぎた。東日本大震災の2011年、大学に入った二女純子と家内と3人で中央高速を走って上京したのがついこのい間のように感じます。高速道路は自衛隊車両、警察車両が東北へ向かって、一般車両は確かに少なかったように感じました。中央大学がある八王子についても夜の街灯もあまり灯っていなかった。コンビニの照明も暗かったのを憶えています。この年、多くの大学で入学式は開かれなかった。純子も入学式が行われないまま大学生活に入って行った。
 24日、東京を知らない母と純子と3人で上京、駆け足で東京散策。まず浅草の浅草寺へ、人で溢れかえっている仲見世通りを通って境内へ入って本堂へお参り、純子が待たなくてもスカイツリーへ上がれるというので行ってみると、まずその大きさに圧倒された。TVで見るのとは大違い、1時間待ちということで展望台はあきらめる。東武線、地下鉄を乗り継いで靖国神社に向かう。日本武道館では法政大学の卒業式があったようで袴姿の女子学生が靖国神社にお参りをしていた。桜の花も咲き始めて・・・戦死した母の兄、2年前に亡くなった父の兄も眠っている神殿に向かって参拝した。遊修館に入るがここも駆け足で、やはりもっと時間をかけてお参りしないといけない。4時過ぎにタクシーで早稲田大学へ。倅卓真がどんなキャンパスで学生時代を過ごしていたかを母に見せておきたかった。
 翌25日8時半過ぎ、タクシーで明治神宮へ参拝。大学時代4年間こちらに居たが、初めての参拝。ものすごい広い境内に驚いた。空は快晴、富士山もきれいにはっきり見えた。山の手線で新宿へ。京王線に乗って純子が3~4年生と住んでいた調布で下車、「ゲゲゲの女房」の水木しげる夫妻が散歩によくお参りをしたという深大寺へ行って深大寺そばをいただいた。
 12時過ぎ、中央大学の八王子キャンパスに、純子はすでに袴姿で、友達と卒業写真を撮るポイントで順番待ちをしていた。みんな笑顔。親御さんの笑顔、笑顔でよぼよぼと歩くおじいさんの袖を持ってリードしている笑顔のおばあさん。うちと同じようにおじいさんやおばあさんの笑顔がいっぱいあった。
 
コメント
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