花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

南アフリカの旅(6) ケープタウンでの観光

2008年06月19日 | 海外旅行「南アフリカ」ジンバブエ・ボツワナ・ザンビア・南アフリカ

 ビクトリア・フォールズから南アフリカ航空の小型機に乗り、再び消臭剤の洗礼を受けながら1時間40分で南アの首都・ヨハネスブルグに到着。2時間半後のケープタウン行きに乗り換えて2時間10分飛び、やっと着いたのは18時を過ぎていた。
 幸い窓側の席だったので、ずっと南アの大地を見ることができた。緑は川辺にしか見られない。土色の大地の所々に大中小の多くの円形が見えた。初冬なので緑色の作物は見えないが、数ヶ月間の乾季には巨大なスプリンクラーで散水しながら農作物を栽培している農耕地だろうと思った。
 ケープタウンが近づくと、眼下の平地に整備された区画とそこに整然と並ぶ膨大な数の住宅が見えた。人口350万人の南ア第2の都市の東側には1000mを超えるのではなかろうかと思われる裸の山塊が連なっていた。そしてその先端は、喜望峰に連なっていた。

 その日の観光は、バスで小高い丘に登り、煌くケープタウンの夜景を鑑賞しただけで終わった。風が強く、気温は7~8度ではと思う位寒かった。

 翌日は朝から一日、ケープタウン観光だった。①標高1088mのテーブルマウンテンの頂上に行くロープウエイは強風でストップ、仕方なく漁港、ホウト湾に行き、15km南に浮かぶ小さなアザラシの島、デイカー島行きの観光船に乗った。
 波が荒く、小型船は木の葉の様に揺れたが、私は海に浮かぶ狭い岩島の上にいた②多数のアザラシを船縁にしがみ付きながら必死でカメラに収めた。
 アザラシは一般にハーレムを作るが、その島は岩地で滑りやすいため繁殖地にはなって居らず、8歳までの子供の雄と雌が生息していると言う。打ち付ける海水にもよく滑らないものだと感心した。

  ①  ②

 その後、③喜望峰や④小型ペンギンが棲むボルダーズビーチを観光した。
 喜望峰では灯台のある展望台まで5分ほど階段を登ったが、その途中、体が風で飛ばされそうになった。辺りにはアロエの花が真っ赤に咲いていた。

   ③  ④

最後に行った一大ショッピングモール、ウオーターフロントでは、持っていた少しのお金、ランドを全て使ってスーパーで食品を買ったり、並べられていた生鮮食品の写真を撮った。⑤⑥⑦ 驚いたのはトマトの値段が1kg4.99R(85円)なのだ。5個で1kgになった。同じくオレンジ1kg7R(119円)、大きなレモン1kg9R(153円)と安い。所が鮨のパックは1個52~79R(884~1343円)と高く、見ていたら立ち止まって思案する人がほとんどだった。

  ⑤  ⑥  ⑦

 翌日、空港に行く前は、テーブルマウンテン南東斜面に作られているカーステンボッシュ植物園の見学だった。南アの国花プロテアが82種全てあるというが、その珍しい花を次々と見せられた。⑧
 私には最後に見た⑨「マンデラ・ストレチア」の優しい黄色い花が印象的だった。アパルトヘイトと戦い、拘留が解けてから大統領になったマンデラの名にちなんだ花だ。彼は今年90歳で健在だと聞かされた。

  ⑧  ⑨

 

 

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