花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

ミステリーツアーの面白さ

2012年03月19日 | 「北海道内旅行」登別・定山渓・洞爺・函館・道東・三笠・旭川・道北・奥尻島他

この度、K旅行社主催の「春のミステリーツアー」に従姉と参加した。
ミステリーツアーは行き先は内緒の旅行なので、どこに行くのか分からないという不安の反面、まだ知らない面白い所に連れて行ってくれるかも知れないと言う期待もある。
私は2回目の参加だが、従姉は初めてだ。
予め幾つかのヒントが出ていた。①開通記念 ②お肌つるつる、あったか温泉入浴 ③世界唯一!感動の熱い戦い ④シティーホテルで中華バイキング他だ。
私は「多分、〇〇方面だな」と思っていた。

当日、札幌駅集合7;20で7;30バスで出発した。当日の参加者は大勢いて空席はほとんど無かった。6000円で1日たっぷり楽しめるのだから人気があるのは当然だ。
間もなく高速道路に入り、走る事1.5時間。まだ私たちのバス以外は車が来ていない「〇〇道の駅」でトイレ休憩だった。
女性用の個室のドア裏に中国人向けと思われる張り紙がしてあった。以前に登別で見た張り紙より簡単な説明だ。日本のウオッシュレットが付いている温水便座を使って見て、中国女性はどう思うのだろうか。

     

さらにバスは北海道を東西に分ける日勝峠に全線開通した新しい高速道路を1時間走り、最初の目的地である帯広郊外の「〇〇菓子工場」に着いた。
ここには広い駐車場があって大型バスが何十台も停まれるし、建物の1階は店舗だが、3階に上がると菓子の製造現場を見下ろすようにして見学できる。おまけにコーヒーも無料で飲むことができる店だ。
帯広に今や全国的に有名になった菓子店が幾つか生まれたのは、菓子の原料となる小豆、小麦粉、牛乳、バター、砂糖みんな地元産だという事、人件費が安いからその分、菓子の価格を札幌の菓子店より低くできる事、そして現在も続いているが、主な2つの菓子屋が消費者に認められる美味しい菓子の生産と集客力を競い合った歴史があるからだと思う。
この店は札幌にも各デパートなど数か所に出店している。(以前聞いた話では、帯広の菓子店は毎朝3時頃に菓子を積んだトラックが工場を出発し、札幌の各店舗に配送しているという) 
その店にここでしか販売していないという菓子があったので、私は世話になっている近所の方にそれを数個買いサービス箱に詰めて貰った。自分用にはダイエットを考えて2個だけにした。見ると従姉を始めとしたほとんどの人達が驚くほど大量の菓子を買っていた。従姉には「そんなに買って、持ち帰るのが大変じゃないの?」と言った程だ。

  

そこから昼食会場の〇〇ホテルに行った。会場は狭かったが、とても美味しい中華バイキングで満足した。

次に向かったのは、今や世界で唯一になってしまった「ばんえい十勝競馬場」だった。かっては北海道の他都市にもばんえい競馬はあったが採算が取れずに廃業となり、今は帯広だけになってしまったのだ。
私達は感じの良い女性ガイドから説明を受け、馬券の種類、買い方を教わった。買った人が大勢いたが、私は買わなかった。
レースはあっという間だったが、重いそりを引きながら障害物を乗り越え、体から湯気を上げながら走る馬に力強さと美しさを感じた。

 

  

 

その後、「十勝川温泉の某ホテルに行って入浴」し、札幌に帰って来た。
出発から11時間半、行く方向も場所もほとんど私の予想が当たったミステリーツアーだったが、往復のバスの車内では久し振りに従姉とたっぷりと話せた事も良かった。
従姉は満足したようだし、北海道観光を台湾、中国、韓国などの東南アジアの人達だけに頼っていないで、私達ももっと地元の良さを知るために気軽に参加できたら良いと思う。またそのうち花が見られる季節になったら適当なバスツアーに参加したいと思った。




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6 コメント

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Unknown (伊豆の花)
2012-03-19 14:18:20
伊豆では、昨日、今日と暖かな日が続いています。
そこここで、「花だより」が聞こえてきます。
該当地では、集客を狙って、特異性を持とうと、いろいろな試みをしているようですね。
「西洋魔女風かかし」も、その一環だと思いますよ。

私は、「帯広」には滞在したことはありませんが、多分、通過した記憶があります。その当時とは、随分違った街になっているでしょうね。
「ばんえい競馬」は一度は見てみたいと思っていました。今は、何時、旅が出来るかは分かりませんが、目標の一つにして置きますので、長く存続してほしいです。
ところで「開通記念」と言うのが分かりませんでしたが、「新幹線」は九州だったと思うし・・・?

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Unknown (ソナタ)
2012-03-19 17:36:49
伊豆の花さん、こんにちは。
どこの町にも他にはない見どころや特徴があるので、それをもっと広く知らせると良いと思っています。

「開通記念」ですが北海道の人はみんな知っているので、つい書きそびれてしまいました。険しい山道を越える高速道路が全線開通したのです。ご指摘有難うございました。記事を直して置きました。
北海道も雄大な自然に富んだ良い所ですから、またいらして下さい。
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Unknown (Pione)
2012-03-19 19:06:22
楽しい旅でしたね。中国人のトイレ感想はぜひ聞いてみたいですね。先日スーパーで、両足で踏ん張って使う日本式トイレを利用しましたが、足が突っ張って立ち上がるのに一苦労。足腰が弱くなったことを実感しました。
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Unknown (ソナタ)
2012-03-19 22:16:33
Pioneさん、今晩は。
日帰りバスツアーを利用した一人として、もっと宣伝したいと思いました。
中国では郡部に行くと扉が無くて穴だけ幾つか開けてある超汚れたトイレがまだ多いですから、せめて清潔なトイレが気分が良いと分かって欲しいです。
和式トイレでは自然に足腰が鍛えられていたんですが、洋式では確かに軟弱になりますね。
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Unknown (ガチャピン)
2012-03-20 00:43:10
ソナタさん、こんばんは。
ミステリーツアーはよく眼にするのですが、
ソナタさんのツアーの様子を見ていて、こんな旅の楽しみ方もいいかも・・・と思いました。
身近な場所にもいいところがたくさんありそうですね。
行く季節や、行く人とでもいろいろ楽しめそうなミステリーツアー。
機会があったら参加してみたくなりました^^ヾ
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Unknown (ソナタ)
2012-03-20 08:20:01
ガチャピンさん、お早うございます。
手短な所でのこんなツアーも誰と行くかで十分に楽しめます。
また行き先がはっきりしているツアーも、気に入る場所ならお薦めです。是非友人と誘い合って参加してみて下さい。
実は今回行った地域は、私自身が以前、長年住んでいた事があり、菓子店の情報など結構詳しいんです。
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