金曜日の午後2時過ぎに内科の先生が医局のラウンジで遅い昼食をとっていた。午前中は内科外来(再来)を診ていたので、「随分遅くまでかかりましたね」、と声をかけた。
再来の患者さんではなく、新患で受診した90歳女性を診ていて遅くなったという。施設から、発熱・食欲不振(食べられない)が続いても紹介だった。胸腹部CTの結果、右腎の腎盂腎炎から後腹膜膿瘍をきたしていた。それも広範囲に。これはドレナージできるだろうか。抗菌薬を投与して経過をみるしかないが、難しそうだ。
日本内科学会のJMECC(学会主催)に昨年から申し込んでいたが、2回ハズレた。今回5月のJMECCに申し込んで、めでたく当選した。年令が高いとはねられるのかとも思ったが、申し込みが多くて抽選で当たらなかっただけなのだろう。何度かハズレると、その次は優先的に当ててくれるのか、それとも単に運がよかっただけか。
「内科救急診療指針2016」と「ICLSコースガイドブック」がテキストになっているが、コースの内容をみると、実際の講義・実技は後者中心になるようだ。(PTLSの時は事前にテキストを繰り返し見ていたが、さっぱり動けなかった)
朝に直接行くのもギリギリできなくはないが、前日の土曜日から東京に行くことにした。役立つかどうかわからないが、物は試し。