横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

高尾山1

2007-08-18 21:01:03 | 近所

複数のブログ友が高尾山に登られたのに刺激されて、我々も金曜日に行ってきた。
600m弱の山だが涼しいと思われる沢沿いの6号路を選んだ。
すぐにタマアジサイ(ユキノシタ科)が目に入る。
頂上までずーっとタマジサイが見られた。
下の沢では、親子連れがカニでも探しているのだろう。


ヤマホトトギス(ユリ科)
タマアジサイに比べると小さいので目立たないが、
ヤマホトトギスもあちこちに咲いている。


ノブキ(キク科)
これも道々たくさん咲いていた。
昨年覚えたはずなのに、名前を忘れていて家へ帰ってから思い出した。
昨年の 野蕗 参照


登り道には木の根がいっぱい出ている。


道は沢に沿っているが、頂上に近づくと沢を登るようなところがある。
水が流れているので、真ん中の飛び石を歩いていく。


マツカゼソウ(ミカン科)
この花も所々で見かけた。
一瞬白い萩かと思ったが花の姿が違う。


ガンクビソウ(キク科)
近所では先日サジガンクビを見た。
筒状花が固まってうつむいているのが面白い。


ハグロソウ(キツネノマゴ科)
キツネノマゴもチラホラ出ていたが、ハグロソウのほうが目立つ。

花を撮りながらなので後から来た人たちにたくさん追い越されたが、
それでも1時間半ぐらいで頂上に着く。
それでも用意した水は全部飲んでしまって頂上で補給した。

野草の種類がずいぶん多いのには驚く。


桐・・大きな葉

2007-08-18 07:36:40 | 近所

大和駅に近い相鉄線の線路際で、
今年になってから大きな葉の草だか木だかがグングン伸びてきた。
最初はヒマワリかとも思ったが花が咲く様子もない。


近づいてみると、こんな木肌をしている。
どこから飛んできたのか、キリ(ゴマノハグサ科)のようだ。
葉は縦横それぞれ60cmぐらいのもある。
この大きな葉が秋に落ちるさまが桐一葉という言葉になった。


これは別のところので初夏に紫色の花を咲かせていた桐が、
実り始めているのだと思う。

追記:ロココさんのご指摘でもしかしたら花芽かもしれません。
木の上のほうで観察しきれなくて実かと早合点しましたたが、
もうしばらくしたら明らかになると思います。
あわてもので申し訳ありません。



昨年の実も残っていた。
線路際のキリは、いつ花や実が見られるのだろうか。

花がないと寂しいが、思いがけずボタンヅルを見たので付録する。

ボタンヅル(キンポウゲ科)
きのう行った高尾山で冷たいものを食べていたら、
おとといのセンニンソウとそっくりの花が目に入った。
牡丹のような葉の姿からボタンヅルと分かった。