横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

高尾山2

2007-08-20 13:18:32 | 近所

高尾山口から沢沿いの道をとってしばらく行くと、
お地蔵さんの七福神が出迎えてくれる。


高尾山は天狗の伝説があったり、山岳信仰の霊場でもある。
奥に見える琵琶滝では滝行も行われる。

頂上まで登って、少し下ると薬王院の境内に入る。


真言宗智山派大本山である高尾山薬王院有喜寺(やくおういんゆうきじ)は、
成田山や川崎大師と共に関東の三大本山の一角を占める名刹(めいさつ)。
天平十六年、聖武天皇の勅願により、行基菩薩が薬師如来尊像を刻み安置して開基した。
ご本尊は飯縄大権現で、飯縄大権現堂の正面両脇には大天狗、小天狗、
さらに手前の山腹斜面には青銅三十六童子像が置かれている。
童子達は不動明王の従者であり、ひとりひとりが1千万人の従者をもっているそうだ。
薬王院から下っていく道にも同様な童子が見られた。  


レンゲショウマ(キンポウゲ科)蓮華升麻
途中に野草園があって、高尾山に咲くいろんな花が集められている。
その中で今回は、レンゲショウマとキレンゲショウマを取り上げる。
キンポウゲ科のサラシナショウマ、ユキノシタ科のトリアシショウマ、バラ科のヤマブキショウマなど、
ショウマというのは多少の違いはあっても似たような花序を作っている。


そのような花序でないレンゲショウマは、葉の形がトリアシショウマに似ているからだそうだ。


キレンゲショウマ(ユキノシタ科)黄蓮華升麻
蓮華升麻と花の形もそう似ていないし、科も違うのに紛らわしい名前だ。


きれいに開いた花がなかなか見つからない。
近所の泉の森に咲くものに期待しよう。