横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

中華街と野球

2006-07-01 09:07:15 | あれこれ

横浜中華街には有名な関帝廟があるが、
今年3月17日に朱雀門近くに横濱媽祖廟(まそびょう)が完成した。
2003年秋マンション建設の計画が起こり、
地元の店主らで構成する中華街発展会協同組合が、
中華街の街づくりの観点から業者と交渉して媽祖廟建設に切り替えたものだ。



「媽祖」は中国沿岸地方や台湾ほか世界中の華僑・華人たちに信仰されている神様で
海の安全と人々の幸せと安らぎを育む海の女神である。
1000年ほど前の北朝時代の人で、
16歳のときに神通力を得、変化の術に通じるようになる。
札の力をもって邪を払い、悪をしりぞけ、災いを消し去り、人々の病を治し、
世のために力を尽くしたという。

28歳で亡くなってから、彼女が紅い衣装をつけ、
海上を飛んで、難民を救助している姿が目撃されるようになった。
霊験あらたかに護国救民を行ってきたので、郷民は廟を建てて祀るようになった
また歴代の皇帝がそれぞれ名前を贈るようになって、
<順済婦人><霊恵妃><天妃><天后><天上聖母>などが知られている。


中国の伝統的な寺院建築様式に現代の建築技術を融合した鉄筋コンクリート造。
壁にいろんな動物の彫刻がほどこされている。


海の神様らしく龍船(ペーロン)も飾られている。


そのあと横浜球場で、横浜対ヤクルトを観戦した。
近所の人に良い席のチケットを頂いた。


   

三浦と石井の投げ合いのはずが、打たれ合いとなってしまった。
8回裏で帰ったが、11回裏村田のホームランで横浜がサヨナラ勝ちした。


イニングごとにショーやプレゼントがあり、
子供たちも楽しそうだった。