読書日和

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馬の気持ち

2012-03-28 19:01:25 | ウェブ日記



馬の気持ちは難しいなと改めて思う出来事がありました。
先日行われた阪神大賞典(GⅡ)というレースでのことです。
このレースには昨年の皐月賞(GⅠ)、日本ダービー(GⅠ)、菊花賞(GⅠ)を勝ち「三冠馬」となったオルフェーヴルという馬が出走していました。
年末の有馬記念(GⅠ)も勝ち、名実ともに競馬界のスーパースターになっていました。
同馬は天皇賞春(GⅠ)のステップとして阪神大賞典を選び、当然三冠馬に相応しいレースを見せてくれるだろうと期待されていました。
しかし。。。
冒頭の動画の3:00頃から、問題のシーンがあります。
この時点で先頭に立っていたオルフェーヴルが何とまさかの大暴走。
最初は突如として失速し、ズルズルと後退していきます。
私は後からレース映像を見たのですが、リアルタイムで見ていた人は「故障発生か!?」と驚いたのではと思います。
そしてここからが凄くて、何と後退していったはずのオルフェーヴルが再び巻き返してきます
しかも最終コーナーを凄いスピードで上がっていって、たちまちポジションを上げていきました。
その後最後の直線でも懸命に追い上げ、逃げるギュスターヴクライに1/2馬身差の2着という結果になりました。

レースぶりから見て、まともに走ってさえいれば楽勝していたと思います。
しかしこの日のオルフェーヴルにはそれが出来ませんでした。
一体どんな精神状態だったのか分かりませんが、謎の大暴走をしてしまいました。
また、この大暴走をする前も、どうもこの日のレースぶりはちぐはぐでしたね。
終始かかり気味で、オルフェーヴルにしては珍しく先団にいて、途中からは先頭に立っていました。
一度ズルズルと後退して再び加速してきたところを見ると、一度は完全にレースをやめていて、その後再びやる気になったようにも見えます。
まさか三冠馬がこんなレースをするとは思わず驚きました。
言葉を話さない馬の気持ちを推し量るのは難しいですが、何かしら思うところがあってああいうレースになったのでしょうし、調教師や騎手の人達で力を合わせて、大一番に向けて上手く立て直していってほしいと思います。
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