東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古い種まき機を使って小麦の種まき

2022年11月18日 | 歴史探訪他ウォーキング

 

 ようやく小麦の種まきを済ませました。標準的な小麦の種まき期は10月末なのですが、このところの温暖化で11月内に種まきを済ませれば十分に育ちます。一度種まきが遅れて12月初旬に種まきをしたことがありましたが、それでもなんとか育ち収穫することができました。
 昭和初めのとても古い種まき機を使って種をまきました。この木製の種まき機、レトロで趣があって何故だか好きです。種が落ちる穴の形状を見ると、小麦専用の種まき機ではないかと思います。とにかく予定通り種まきできて安心しました。12月上旬には発芽すると思います。

       平クワで筋を引いた後、古い種まき機で小麦を播種


 まいたのは、初夏に収穫したパスタ用小麦です。少しゴミが混じっていました。種まき機に詰まるといけないため、唐箕でゴミを取り除きました。その後、種まき機やクワなどを持って畑に向かいました。最初、平クワで種まきする筋を引きました。そして、種まき機に小麦を入れてから筋に沿って小麦をまきました。防鳥網の大きさに合わせて、1m間隔4列で 12mの長さに種をまきました。今年は去年より多めに種をまきました。

 唐箕で小麦のゴミ取り   少しずつ小麦を落とす   種まきする筋を引く
  

 種まきが終わると、足を寄せるようにして土を被せました。土寄せはとても大切な作業です。ちゃんと土寄せしないと、鳩がやってきてほじくって食べてしまうのです。
 ところで、粳と糯の陸稲を栽培していたことがありました。その時は、別の種まき機を使って種まきしていました。その種まき機は、種に合わせて穴の大きさを変えることができて、まく幅を変えられて、しかもまいた後に土を被せることができます。今、陸稲を栽培していないため、その種まき機は使っていません。

    古い種まき機に小麦を入れる     種まき機を押しながら播種
 

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