東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

鳥害を防ぐため、急遽小麦畑に防鳥網を張る

2022年04月26日 | 麦,穀類,雑穀

 小麦畑を見回っていると穂がだいぶ出ていました。ところが、穂が数本折れて地面に横たわっていました。穂を食べるためスズメが穂に乗りかかって折ったのです。去年、せっかく栽培していた小麦がスズメの食害のため全滅してしまいました。そのため、今年はすぐに防鳥網を小麦畑に張りました。穂が出る前に張れば良かったです。今年は目が細かい網(3cm x 3cm)にしました。それ以上大きいと、鳩を防ぐことはできますがスズメに入られてしまいます。

         小麦畑全体にちゃんと防鳥網が張られたか確認


 5,6年前まで大掛かりに防鳥網を張っていました。1人で張ることもあれば、数人に協力してもらって張っていました。そして、数人で小麦の収穫をしていました。ところが、網を張ったり外したりする作業はとても大変です。いつしか、防鳥糸を張って防ぐようになりました。防鳥糸は一人で作業できます。最初は効果があったのですが、鳥も慣れてきたのか効果が無くなりました。そして、去年のようにスズメに食べられて収穫ゼロになってしまいました。

 ロープを張るための杭    小麦畝間にロープ    ロープ間に防鳥網
  

 ところで、今年栽培している小麦は穂が出るのが早いような気がします。大麦や裸麦が今頃に穂が出ます。今年初めてパスタ用小麦を栽培しますが、パスタ用は出穂が早いのでしょう。この早さだと梅雨前に収穫できるかも知れません。いやはや、小麦などの穀物を栽培するのは手間がかかります。かつて、米作り体験用に稲作をしていましたが、稲作も田おこしから稲刈りまで大変でした。

      出穂していた小麦        小麦畑全体に防鳥網を張る
 

コメント
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