東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

川西地区 西山~呉麓山~真殿 史跡巡りウォーキングの下見(2/2)

2022年11月01日 | 歴史探訪他ウォーキング

 妙見神社を出ると、中村林道を真殿に向かって歩きました。しかし、妙見神社までは歩きやすかった林道ですが、妙見神社以降は急に荒れた道になりました。道には元々バラスが敷いてありましたが、今や枯草や落葉が積もっています。そして、まだ背が低いですが草木が茂っていました。この道は何年も管理がされていないようです。8年前に黒麓山に登った時はまだ管理されていて、倒木などはなく道に草木も生えていませんでした。しかし今、倒木や倒れた竹には困りました。さらに、壁のように道に立ちふさがったイバラの壁には往生しました。

        山鎌やノコギリを使ってイバラの壁を潜り抜ける


 荒れた道が続きましたが、倒木は避ければ歩けました。そうこうするうちに、呉麓山登山口に到着しました。ここには以前広場がありましたが、雑草や雑木に占領されていました。そのため、座ることができず立ったまま休憩しました。この広場跡にはアンテナが立っています。そのアンテナ管理のため、かろうじて歩ける程度には管理されているようでした。

   棚田の石垣跡      倒れたたくさんの竹    倒れた竹を避ける
  

 呉麓山入口から以後の林道は壮絶でした。道は所々で崩れているし、倒木が道をふさいでいました。そして、一番の難所は道に立ちふさがるようにイバラの壁が立ちふさがっていたことです。どこも通れません。そこで、持ってきた山鎌やノコギリが大活躍です。イバラのわずかな隙間を広げるように刈りました。太い幹はノコギリで取り除きました。しかし、長袖の上からイバラの棘が容赦なく腕を刺しました。そのうち、イバラの壁に人が一人通ることができるトンネルを開けました。いやはや難敵でした。

   真殿近くで茂るイバラやススキ   国木小学校跡に向かい真殿下を歩く
 

 イバラの壁を通り抜けると、しばらくは歩きやすい山道が続きました。所々に石垣があるため、かつては棚だったと思われます。切通しを抜けると、だんだん下り坂になりました。そして、道の両側に棚田跡を示す石垣が散見されました。ところが、どの棚田は竹に占領されていました。そして、倒れた竹があちこちで道をふさいでいました。その竹を避けたり踏んだりして歩きました。
 そのうち、真殿の家がちらほら見えてきました。しかし、胸の高さまで茂る草木が道をふさいでいました。せっかくここまで来たので、それらの草木をぐいぐい押し分けながら進みました。そして、やっと荒れた林道を抜けるとことができました。参加された方々、お疲れさまでした。

    西山~呉麓山~真殿周辺の史跡巡りウォーキングの下見コース

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