東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

足踏み脱穀、わら細工のためわらを梳(す)く

2022年11月21日 | 歴史探訪他ウォーキング

 

 11月/末と1月にわら細工のほぼろの講習会を予定しています。わら細工をするにあたり、事前にわらを少しばかり加工しておく必要があります。梳(す)いてわらの余分な葉を取ったり、叩いて柔らかくしておきます。
 今回は、この秋に刈り取りした稲わらを足踏み脱穀機を使って梳きました。ところが、重い足踏み脱穀機を広場まで出すのが大変でした。一人で脱穀機を一輪車に載せたり、広場まで運んだり、下ろしたり力が要りました。疲れましたが、広場で稲わらを梳くことができました。

          足踏み脱穀機と今秋に刈り取りした稲わら


 足踏みしながらわらを梳くと大量の余分な稲葉で出ます。そのままにすると、脱穀機のドラムに絡みつきます。そうならないように、時々足を止めて取り除きます。梳いた後のわらは束ねて倉庫に保管します。そして、縄を綯ったりほぼろを編む人数などに応じて必要な量を倉庫から出します。広場に残ったわら屑はジョロで水をかけておきました。こうすると、風で飛ばなくなり、袋に入れやすくなります。

 一輪車に載せた脱穀機   梳いている最中のわら   綺麗に梳けたわら
  

 倉庫に保管した稲わらは、わら細工する直前に柔らかくします。以前は槌で叩いて柔らかくしていました。手で回して柔らかくする農機具がありましたが私は持っていません。今は車のタイヤで引いて柔らかくします。車を使うと一度に大量にわらを柔らかくできます。

     梳いた後のわらを縛る       わらゴミにジョロで水をかける
   

コメント
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