東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

肌寒い日は、温かいたき火に限ります

2022年11月15日 | ふるさと

 

 このところ、夕日が沈むと急に肌寒くなってきました。また夕方はピタリと風が止まることが増えてきました。たき火をする季節がやってきたのです。畑に残しておいた枯草や作物の残渣、そして伐採後に乾かしていた竹や樹を燃やすことにしました。最初、紙や小枝で小さな火をおこして、少しずつ大きな枝や樹を燃やしました。燃え盛る炎を見ていると、なんだか心が癒されます。人は太古の昔から、炎に不思議と引き込まれるようです。たき火を覚えはじめた子供の頃の私も、芋を焼きながらじっと炎を見続けていたものでした。

         燃え盛る炎を見ていると、何故だか心が癒される


 火を焚いていると獣に襲われないこと、生では食べることができない物を調理できること、寒い時に体を温めてくれこと・・・・などなど、人は炎には神秘的で何か安心できるものを感じたと思います。
 今から60年位前のことですが、子供の私は毎日のようは風呂焚きをしていました。火の番をしている間、芋やトウモロコシなどを焼いて食べたり、何か火を使った実験をしていました。そして、その炎や残り火をじっと見ていたように思います。対して、今の子供達は守られすぎているような気がします。挫折,怪我,葛藤,そしてたき火など自然の体験を知らないまま大人になっているように思います。ある意味、可愛そうに思います。

    最初は小さな火をおこす      周りがだんだん暗くなって夜に
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする