竹皮を使って籠を作っていますが、クルミ籠と大きな違いがあります。クルミの皮は厚くて曲げるのが一苦労ですが、いったん籠にすると硬く締ります。そのため上手に使えば何年も使えそうです。
竹皮は薄くすべすべしており、籠を作りやすそうに見えます。ところが、乾くと紙のように軽くて折れやすいのです。しかも、つるつるするのです。紙で作った籠のようで、長持ちしないような気がしてきました。籠ができても重厚感がないような気がします。その理由のため、竹皮製の籠が世の中に無いのだと思います。とにかく一つ完成させようと奮闘しています。
底から立ち上げて縁止め中、やや難しい
籠を組み上げている途中、竹皮の長さが足りなくなりました。竹皮を継ぎ足しましたが、継ぎ足しが意外に難しいのです。竹皮は表面がスルスルするため接着剤が付きにくいし、時間をかけていると乾燥して割れやすくなるのです。そのため、素早く組み上げることが大事のようです。霧吹きで水を吹きかけても良いのですが、乾くと水をはじきやすくなるのです。どんな籠になるのか分かりませんが、最後まで作ろうと思います。
籠の底は十字の平編み 底の模様はこんな感じ 底からの立ち上げが難しい
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