東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

光市 楽しかった島田~岩田の史跡巡りウォーキング(3/4)

2019年10月18日 | 歴史探訪他ウォーキング

 橿原神社を出ると、舗装道路を一直線に教西寺に向かいました。下見の時、お寺がどこにあるか分からず通り過ぎていました。下見後、再度訪れて場所を確認しました。その時、今回のウォーキング時に教西寺を訪れることをご住職にご了解していただきました。そのため今回快く本堂に上げていただきました。さらに本堂内のテーブルを使わさせていいただき、昼食休憩を取らせていただきました。心遣いありがとうございました。

    教西寺本堂内で昼食休憩後、たくさんの絵画を鑑賞させていただく


 談笑しながら楽しい昼食休憩が終わりました。その頃、このお寺に伝わる貴重な巻物をご住職に本堂内に展示していただきました。私が一番興味があったのは、難波覃庵の書いた絵があったことです。1883年難波覃庵は、立野の難波家自宅に向山文庫を開設しました。

  教西寺の山門       本堂で昼食休憩    貴重な絵画の説明を鑑賞
  

 向山文庫は山口県初の図書館とのことだそうです。ところが、難波覃庵の孫にあたる難波大助が虎ノ門事件を起こします。大助の父親である作之進(難波覃庵の子)は、その責任を取って代議士を辞退した末に自宅に蟄居しました。なお、その選挙地盤を松岡洋介(のちに外務大臣)が引き継いだとのこと。ちなみに、松岡洋介は佐藤栄作元宰相の義理の伯父にあたります。

   立派な大日堂      冠念寺の真禅窟      護摩を焚く真禅窟内
  

 教西寺を出ると大日堂に向かいました。これまた下見では場所が分からず、通り過ぎてしまったお堂です。今回大日堂に無事到着して仰ぎ見ました。次に、このお堂を管理している周防七福神の一つである冠念寺に向かいました。大日堂のすぐ下にあるお寺です。真禅窟と書かれた護摩を焚くお堂を見学させていただきました。ありがとうございました。

        JR島田駅からJR岩田駅まで巡った史跡コース

コメント
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