東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 光市 石城山の古道,神籠石巡りウォーキングの下見(3/3)

2019年10月29日 | 歴史探訪他ウォーキング

 神籠石の東水門を見終わると、北水門がある神籠石に向かいました。ここからさらに西水門のある神籠石まで巡ることができますが、時間がないため北水門から山裾を登ってキャンプ場に戻りました。キャンプ場に着くと、10分程度のトイレ休憩を取りました。この頃になると少し日が傾いてきました。急いで石城神社に向かいました。本殿内を少し見学すると次に、神護寺跡に行きました。江戸時代にはさぞかし立派な本堂があったのではないとか思います。この本堂に第二奇兵隊が駐屯していたそうです。残念ながら、その遺構は石碑以外どこにも残っていません。

          道が荒れていた三鍛冶屋口に無事到着


 神護寺跡を出ると、あとはひたすら石城山を下りました。下るコースは登った石ノ口ではありません。三鍛冶屋口に降りました。このコースは途中から伊賀口と別れます。石城山の登山口として一番よく使われているのは伊賀口のようです。ところが、神護寺跡からそのコースに向かうと、最初草が生い茂っていました。草刈りなどの整備がされてないようです。あまりに草が生い茂っていたため、最初コースを間違えたかと思いました。

 立ち寄った石城神社   三鍛冶屋へ降りるも雑草    途中にある神社
  

 草が生い茂る下り坂をどんどん行くと、だんだん道が良くなりました。と言うよりも、こんもりとした林の中なので下草が生えないのでしょう。歩きやすくも急な下り坂を降りていると、三鍛冶屋口と伊賀口の分かれ道に着きました。そこには小さな神社がありました。その神社前で立ったまま数分間休憩しました。休憩が終わると、この分かれ道を三鍛冶屋口方面に向かってどんどん下りて行きました。

  竹が生い茂る三鍛冶屋口ルート      三鍛冶屋口にようやく到着
 

 小さな神社までの下り道は良かったのですが、三鍛冶屋口ルートに入ったとたん道が荒れていました。道に竹が生い茂っているのです。倒れた竹を避けながら、あるいは押しのけながら通りました。先頭を歩く私はクモを払いのけながらの歩きです。昔はよく使われた道なのでしょう、道に積もった落葉を払いのけると下はコンクリートで固められて箇所が何ヵ所かありました。いつしか、三鍛冶屋口から石城山に登る人がいなくなったようです。一方の伊賀口も荒れているのでしょうか。最近は車で石城山に登れるようになったため、わざわざ歩いて登る人がいなくなったのでしょう。下見ウォーキングに参加された方々、お疲れ様でした。

    登り降りした石城山古道と、訪ねた神籠石などの史跡ルート

コメント
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