東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

10月の小年少女発明クラブの活動、楽しい小箱作り(前半)

2019年10月14日 | 子供の育成関連

 8月の怒涛のようなアイデア工作制作とチャレンジコンテスト工作が終わり、1ヶ月ぶりの少年少女発明クラブでした。8月までとは工作内容がガラリと変わり、10月は木工工作です。子供達が作るのは蓋を開け閉めできる鍵付きの小箱です。私が出来上がりのサンプルを見せた後、子供達は自由に小箱を作ります。1mの板に線を引いて、ノコギリで切って、釘を打って、蝶番を付けて、鍵を取り付けて、最後に装飾をします。これを全て一人でこなします。

     与えられた2mの板(2人分)を、二つに切断するための線を引く


 最初、子供2人に1枚の板を配りました。その板は、2人分2mの長さがあります。そのため最初、2人で協力して2人分各1mの板に分けることから工作が始まります。立方体の小箱は6面の板で構成されます。そのため、綺麗な小箱にするためには、板の厚さを考慮してから板を切らなければなりません。特に側面の板はちゃんと計算する必要があります。

  各自1mの板に製図  線に沿ってノコギリで切断   二人で協力して切断
  

 1mの板が渡されると、切るための線を板に描きます。木工工作の経験がある子供は差し金を使って製図していました。しかし、今年初めて少年少女発明クラブに入った子供の多くは物差しで線を引いていました。そんな子供達を見つけると、差し金を使うことを教えました。木工作品を作る場合、差し金を使うことは基本中の基本です。

  6枚の板の完成    板と板を合わせて確認   早い子は釘を打って固定
  

 私がDIYのお店で買ってきた20枚ほどの板は乾燥が十分ではありませんでした。そのため、ノコギリを使った板の切断にどの子も苦労していました。さらに、次回は乾いて板が反ってくると思います。これまた良い経験になると思います。去年の経験があるのか、私が思っていた以上に早く制作する子がいました。そのため、途中で釘や蝶番が足りなくなってしまいました。次回小箱の完成です。

    釘を打つ前にキリで穴あけ     飛び出た板部分をノコギリで調整
 

コメント
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