東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

足踏み紡ぎ器を使って毛糸を紡ぐも、未だ操作慣れず

2017年03月11日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色



 羊毛を紡いでいますが、最初の頃はスピンドルで紡いでいました。その頃は仕事が忙しいせいもあって、片手間に紡いでいました。そのため、スピンドルいっぱいに捲くのに一ヶ月位かかっていました。この調子では、織ることができる量を紡ぐまでに何ヶ月かかるか見当もつきません。極力手作業で紡いだ毛糸を使いたいと思っています。そのため、毛糸を買うのだけは止めようと思います。


  脱脂洗浄した羊の毛      カードで漉く       紡ぐ前の羊の毛
  

 効率時に紡ぐため、スピンドルの次に糸車を使い、その次に足踏み紡ぎ器を手に入れて練習しています。しかしながら、なかなか慣れません。10年位前に使った足踏み紡ぎ器の感覚をすっかり忘れていました。一番慣れないのは、カードで漉いた羊の毛を少しずつ繰り出すことです。毛の長さが不均一だからではないかと思います。特に短い毛が多く混入しているため、繰り出しがうまくいかないのではと思っています。

         なかなか慣れない、毛糸を紡ぐための足踏み紡ぎ器


 この春も毛刈りした羊の毛を入手しようと思います。なるべく長い毛だけを選別して脱脂洗浄しようと思います。しかし、羊毛用に飼われた羊ではないこと、そして毛刈りするのは慣れない高校生です。そのため、長短の毛が混じるのは仕方ありません。そのため、長短の毛が混じっていても紡ぐことができるテクニックを身に着けた方が手っ取り早いかもしれません。たかが紡ぎですが、もっと若いころに技術を磨いていれば良かったのにと思う今日この頃です。

    紡いでいる途中の羊の毛       ボビンに巻き付けた羊の毛
 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする