東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年のたき火も、そろそろ終わりの季節

2017年03月31日 | ふるさと



 もうすぐ4月です。たき火の季節は終わりました。これまで、何度か火を焚いては伐採した枝や枯草などを燃やしてきました。これまでの季節は夕方になるとバタッ風が止む瞬間が多くありました。その瞬間を狙ってたき火をするのです。しかし、これから春から夏にかけて穏やかな日が少なくなります。そのため、たき火はできません。そもそも温かい季節になるため、火にあたって温まろうとする意欲もなくなりますので。

  燃やす枝などを積む      火を点けた直後      だんだん火勢が強く
  

 私がたき火をするだいたいの手順は次のとおりです。1.草などがいっさい生えていない畑の中心に広めに穴を掘る 2.水道管にホースをつないで消火用水の準備 3.掘った穴に新聞や小枝を置く 4.その上に太めの枝や幹を置く 5.点火 なお、一番大切なことですが、風が収まらない時は火を焚きません。私が風を見るのは、我家の南側にある竹の突端にある葉です。その葉の動きで風を判断しています。

        一定の炎をキープしながら伐採した枝や枯草を投入


 たき火は、風が収まりやすい4時か5時頃に焚き始めます。そして、夕方6時頃には火を消します。早く切り上げるのは、暗くなると手元が見えなくなり火のコントロールができにくくなくなるためです。火を消す手順として、投入する枝や枯草を減らします。するとだんだん火の勢いがなくなり、最後には鎮火します。水をまいて消すことはあまりしません。最後にたき火の周りに水を撒いておきます。次の朝、ほとんどの枝や幹は灰になっています。そして、4月の終わり頃には耕耘機で耕して火の跡を完全に消します。毎年この繰り返しです。

     燃やす枝や枯草を減らす        火の勢いがなくなり鎮火
 

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