東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年の種まき用の鞍掛豆(通称:パンダ豆)を収穫

2017年03月14日 | 野菜:豆類ほか

 毎年のように鞍掛豆(通称;パンダ豆)を収穫してはみんなで食べます。その時、次年に種まきする豆だけは畑に残しておきます。今年は、その豆を収穫することをすっかり忘れていました。今回、慌ててその鞍掛豆を収穫しました。この豆を収穫しないと、種まきができなくなりますので。

 畑に残された鞍掛豆     しごいてさや取り    しごいたさやを集める
    

 鞍掛豆を栽培した畑に行くと、茎やさやがわずかに残っていました。最初、残った茎からさやをしごいて取ることにしました。そのうち、さやだけ取るには時間ばかりかかることに気が付きました。そこで茎ごと抜いて我家に持ち帰って、まとめてさやから豆を取ることにしました。

        一輪車に乗せて我が家に持ち帰った鞍掛豆のさやや茎


 さやの一つを割ってみると、豆が二つ三つ入っていました。畑に長く置きすぎたので一部の豆は傷んでいました。傷んでいない豆は通称パンダ豆のとおり、白い部分と黒い部分かくっきり分かれていました。種まきに使えそうです。

     さやの一つを割ってみる       白黒がくっきり鞍掛豆
 

 我が家に持ち帰ると、シートの上に茎やさやを置きました。そして、長い棒でたたきました。何度も叩いているとさやから豆がどんどん外れます。叩きすぎて何個かの豆が飛んでいきました。次にさやや茎などの大きめのゴミを取りました。そして、細かなゴミを取り除くため唐箕を使いました。ハンドルを回して豆とゴミをより分けました。

 長い棒で茎などを叩く    さやから外れた豆     唐箕で豆とゴミを選別
     

 唐箕でゴミと豆を選別すると、最後の選別が待っています。それは、割れたリ,傷んだり,カビが生えたリ,変色したりした豆を手で摘んで取り除くのです。豆をじっくりと見ながらかき回して選びます。こうして、今年の種まき用の鞍掛豆を採種しました。この夏までに種まきをしようと思います。

        最後に手で摘んで選別した今年の種まき用鞍掛豆

コメント
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